きょうは、年度末。

そして明日からクライアント廻りが始まります。簿記論の学習上は3月末決算法人が出題されるけど・・・



きょうはカフェ勉で、

CF(キャシュフロー)計算書を学習しました。CFはミスが多いので注意深く講義を聞きました。⇒ ミスの原因は、講師の理解力不足により説明がヘタクソなため。その説明で学習したからだと思います。



間接法による表示は、

手順1ーー税引前当期純利益から営業活動の損益にする。

手順2--営業活動のうち非資金損益の調整。

手順3--営業活動の資産負債項目の調整。

⇒ この手順を考えた人は凄いと思います。新人講師や低能力の講師でも概要を手順に従って説明できるから。


①受取利息及び支払利息の取扱い

例) 

前受利息ーー期首:150、期末:75

受取利息ーー975



営業CFでの調整(小計前)

・受取利息 △975(手順1で営業外の項目はないものとするので)


営業CFでの調整(小計後)

・利息及び配当金の受取額 900円(=975+75-150)

これって良く間違えちゃうけど・・・

1)受取利息は資産と考えて(現金をもらえる)ーーー+975円。

現金975/受取利息975


2)前受利息ーー>前受(利息)金額ーーー>前受金と置き換えて負債項目。それで負債の減少額は75円(=150-75)。

前受金75/現金75


3) 現金に着目して、1)+2)=975-75=900円



②為替差損益の取扱い

例) 

売掛金ーー期首182,000円、期末:179,800円

為替差益ーー100円


A)ドル建売掛金決済時の仕訳

現金 31,500/売掛金30,600

/為替差損益900


B)売掛金の期末換算換え

為替差損益800/売掛金800


⇒ 営業CFでの調整(小計前)の回答は、

売上債権の減少額+2,200円(=182,000円ー179,800円)

講師は手順3でやればOKと言ってその理由の説明がありませんでした。

だけど、


まず、

税引前当期純利益には為替差益も含んだ金額であること。

ドル建売掛金決済は営業損益であること。

A)の仕訳は、現金の増減に関するものであること。

A)の仕訳は調整不要。


そしてB)の仕訳は現金に関係しないけど、期首と期末の差を求めることにより調整されるから小計前で「為替差益」の調整(手順1)は必要なし。



こんな感じで考えればOKじゃんって思いました。

あたしの下手な説明だけど、「こんな考え方」もありかもって言ってくれたらうれしいけどね。



おわり