最近の日商簿記検定って、

昔に比べて難しくなったと思います。



商会簿記は、

前T/Bから後T/Bを作成する問題です。端数処理(資産除去債務等)と債権譲渡(リコース義務)などがNGだったけど・・・、正答率85%で60分かかりました。


会計学は、

3問構成で知らないで勘に頼って解答するっていう感じでした。正答率が65%ぐらいで30分かかりました。


連結会計は、少数株主の持分のことを非支配株主持分って言うんですね。昔は負債と純資産の間に記載していて、その後純資産の部に表示し名称変更。税理士試験では連結会計はあまり出ないけど、もし出題されたら簡単な問題が予想されるから他の受験生にアドバンスを得るために学習しておこうと思いました。アップストリーム、包括利益など。



簿記論と日商簿記との違いは、

簿記論は間違い修正等を短時間でこなして一定レベルに到達しているかどうか見る試験で合格率は10%前後に後出しジャンケンするものです。まあ、クライアントの間違い修正とか大量の資料から必要なものを抜き取るっていう業務を見越してのものと思います。時間内には終わらないから問題の取捨選択が必要になります。


これに対して日商簿記は自分で経理処理するから推定などの論点は関係なく、個々の会計処理ができて、多少の傾斜配点はあるもののすべての問題に解答可能。商会はオーソドックスな問題で、会計学は新規問題が出ます。


簿記っていう点では同じだけど、仕事のをする上での立場を考慮した試験だと思いました。



おわり