ツァグロゼクのブルックナー、少し不思議な感覚を覚えた。なんだかチェリビダッケとブロムシュテットを混ぜ合わせたような…


第1楽章から特に目立った狙い、表現をしない。


無機的、禁欲的とも違うが、自然な音楽ともまた違う。退屈はしないのだが、どこか耐え続けてるような印象で、常に同じ熱量で進行する。


良し悪しはともかく、これはなかなかできる芸当ではない。最終的に全てが上手くまとまると知っていないとできない。普通は緊張と緩和で目先の効果に頼ってしまうものだが、ツァグロゼクはバッハに通ずる手法でブルックナーを紐解いた。