TODAY'S
 
ついていい嘘、悪い嘘

子供は嘘をつく生き物ですショボーン

これは自分たちも通って来た道ニヤリ
もしかしたら正真正銘、清廉潔白の中で生きてきた方もいるかもしれませんが…ガーン

もちろん親からは「嘘は良くない」と教えられ育ちました。
ただ大なり小なり嘘をついて、逃げたりするのが人間だと思っていますショボーン

先日のことです。

私の仕事が早く終わり夕方に帰って来ると、我が子が友達とよく遊んでいるアパートの広場の一角に、5人ぐらいの子供が集まっていました。
私が「ただいま」と我が子に言うと、ビクっと振り返りこう半泣きになりながら言いました。
「これ、傷つけちゃった…」
見ると広場の先にある駐車場に停まっている、他の住人の方の黒い車に、白く細い1本の傷ガーン

聞くと壊れたフェンス(アルミ製)を運んだ時に当たってついた傷とのことムキー

その時は怒らず
「やってしまったものは仕方がないから、ちゃんと謝りに行こう」
と友達は帰して車の持ち主の方に謝罪ショボーン

有難いことに
「子供のしたことだから」
と笑って許してくださって、何度修理をさせて欲しいとお願いしても大丈夫だから!と言って笑顔で…えーん

我が子も泣きながら謝罪をして、車の近くで遊ぶなといつも言っているだろムキーと少しお説教プンプンプンプン

家に帰って我が子はテンションだだ下がりのままその日は就寝…ショボーン

そして明くる日の夜ぐぅぐぅ

19時頃にインターホンが鳴り、出ると昨日我が子と遊んでいた友達とお母さん。
昨日の謝罪と言われて、やってしまったのはウチの子だからと言うと…
「○○君(息子)は悪くないんです。やってしまったのはウチの子なんです…」
とのことびっくり

詳しく話を聞くと…
遊びに来た子が駐車場付近を通った時に柵が壊れて外れているのを見付け、我が子と友達に伝えたところ、友達の子が「危ないから直そうぜ」と駐車場に向かい、持ち上げて方向転換をした時に傷が付いてしまったとうのが真実だったようびっくり

謝りに来た子もお母さんの横で泣きながら話を聞いていたので
「誰かが怪我をしてたかもしれない物を直そうとしてくれてありがとうねおねがい
と頭をポンポン照れ

本当に気にしないでくださいとお引き取りいただいて息子とお話し。
「何で嘘をついたんだ?」
と聞くと…
「怒られるのが可哀想だったし、またみんなでここで遊びたいから」
とのこと。

正直良い子に育ってるなと心の中で思いながら、我が子に諭す…
「パパは嘘をつくことが絶対に悪いことだとは思わない」
自分を守るための嘘は許さない。でも人を守るための嘘ならいくらでもつけ」
「今回のおまえの嘘は素敵な嘘だと思うぞ」
と…おねがい

泣きながら聞く息子。

「ただ守った相手に見返りを求めるな。守ってあげたんだからなんて思うなら、それは悪い嘘と変わらなくなるからな」
それだけ言ってパパのお説教は終了ウインク

これは我が子のドヤ話ではなく…

今回は友達とそのお母さんが素晴らしい方だったので真実が分かりましたが、息子がやったこととして処理をしていたことです。

私の反省点は状況等をしっかり確認をせず、我が子の優しさと成長に気付いてやれなかったこと。

子供はしっかりと向き合っているつもりでも、知らず知らずのうちに成長をしていくものです。
その成長に気付いて褒めてやる、時には叱ってやることが、人間性を育て育むことに繋がっていくと思います。

これからも我が子は沢山嘘をついて生きて行くことになると思いますが、人のために嘘をつくことが出来る。そんな人間に育ち続けてくれることを願いながら、この記事を書きました笑い泣き

それではまたおねがい