祖父の具合が悪く、この夏は越せないような容態なのだそう。
わたしが福島を離れた4年の間に、わたしよりも軽くなり、生きがいだった運転ができなくなり、杖をつき、入退院を繰り返すようになった祖父。
わたしが1年生の頃は自分で運転して引っ越しを手伝ってくれたのに。
母も伯母も、祖母も、動揺してるよう。
元々微妙な均衡でギリギリ成り立ってた家だから、ただでは済まないだろうな。
泣かないように、しっかり踏ん張って、祖父を見送れるようにしたい。
こういう日の為に、この4年間とこれからを選んだのだから、わたしは折れない。
高校、大学、就職の知らせを聞くたびに喜んでわたしのことを自慢してた祖父だからね。
いつまでも自慢できるような孫でいられるよう、みんなのことは任せてね。