今日、某所から東京へ高速バスで戻ってきた。

震災の影響で整理券を配るほどの混雑

僕は社内に乗り込み
50代に近い男性の隣に座った

バスの座席は狭い。
分かっているからこそ
極力隣の迷惑にならないように座るのが常識だと思っている。

しかし、
その隣の男性は
明らかに悪意をもって肘でグイグイ
僕の腕を押し付けてくる。

10分ぐらいは我慢したが
悪意が確信できた時に
怒りが爆発してしまった。

「おい、狭いのだから腕がぶつかるのはしかたないよね!
 さっきからいい加減にしろよ」

僕はこういった。

隣は、目をそらしもごもごしながら

「そんな気はないです。お互いに気をつけましょう」

とホザイタ。

お互いだ?
僕は怒りをかみ殺して黙殺した。

それ以後、肘が当たることはなかった。
僕は特に姿勢を変えていない

答えは決まっている
こいつが悪意を持って肘で押し付けていた。

降車時に我慢しきれずに
男性に向かって言った。

「二度とこんなことするなよ!
 悲しくなるからやめてくれ!」

やつはもごもご何か言っていた。

民度が高い?
甚だ疑問だ。

僕は 見てみぬふりをするのを今日から止めた。
それは、悪辣な行為をする者と同等に非難されるべきことだと悟ったから。
悪いことに悪いと言わなければいけない。
それをしないのは
その行為と同じぐらい許されざる行為だと分かったから。

震災で僕は変わった。

震災・・・全てが変わった

今、世界で日本人の民度が賞賛されているらしい。
ほんとに?

確かに賞賛に値する人たちが存在する一方で、
非難に値する「日本人」たちがいるのも事実だ。

火事場泥棒や弱みにに付込んで押し売りする輩
たけしが言うように撃ち殺してよいと僕も思う。

普段はヤクザでもいいが
こんな時にこそ人の役に立とうと思えない人間は生きる価値なんかない。

肩書きとか職業とかニートだとかホームレスだとか全然関係ない
苦しい人たちを目の当たりにして
手を差し延べるどころか
追い討ちをかけるように詐欺行為を働く
そんな人間は存在する価値すらない。
ここに断言する!

僕は絶対に許さないし
目の前に現れたら殺すだろう。

死刑廃止なんてくそくらえ
悪人に情けは無用。

善意で救えない人間は実在する。
恩を仇で返す人間は存在する。
人の悲しみを喜ぶ人間は存在する。

そんな人間に対して寛容にはなれない。