" 今日、今、この瞬間 "

と、はっきりした時間を定義することなんて本当は出来ない。


旧正月が過ぎると、

季節は冬と春の間になったって毎年感じるけど

いつからが春か、なんて、わかんない!



ただ、太陽の温かさが、紫外線の強さが、

風が運んでくる微かな花の匂いや花粉が、

そう思わせる。


徐々に生き物たちに伝播して、春になる。


時は止まらないから

物事は徐々に変化していくのだ。

化学がめちゃくちゃ苦手そうな人の文章だなこれ笑



私の感じることですが

夏になっても秋になっても、

もう冬だという頃になっても、

色を失くした紫陽花が、いつまでもそこにあることがとても苦手でした。

あれを見ると、心が傷むから、苦手だった。



若さは有限であり

生命はいつか途絶える



突き付けられるようで、苦手だった。




あの、褐色の紫陽花を、

強く強く意識したのは、25歳の秋の終わりだった。




ピース✌️




ところで



私には、ゆっくり時間がある日

よく行くカフェがあります。



ランチをするか、お昼とかはテキトーに家で食べて

カフェにお金を使うか、毎回悩むんだけど



パンチ効いた豆の香りがするアメリカンと

キャロットケーキを食べながら

ぼーっと、見晴らしの良い景色を眺めていると


ここで贅沢をしてよかったって気持ちになる。





オープンなスペースだから、

ご近所のおばあさま達と相席になることもしばしば

そういう時は、静かに耳を傾けながら、

ぼんやりと、自分の時の流れにも思いを馳せる




人は、いつか死ぬ。


それがこわかった。


完全に怖くなくなることは多分ないっしょ






けど、

いつからか、シミができるのも、肌質が変わっていくのも、楽しみになった。


それは、今この瞬間と、言い切れるタイミングはなかったけれど、

確かに私の肉体が、ピークを迎えたということなのだ。

きっと、私の、衰えの始まり、は、

25歳の、秋の終わりだったんだ。

それは、皆さんにとって、こわいことですか?

私は今、たのしみです。



父や母が、肉体の変化に、ボヤくのを聞いても

その姿が形を変えていくのを感じても

生き様が、より熟していく心が、美しい

親から愛情をかけられた全ての人がそう感じられる美しさだと思う


愛する気持ちがここにあるとき


芽吹きから、果てるまでの、一生の全てを

美しいと思い、畏れる精神は、見当たらなくなる



シワは勲章。



本当に生きているという事柄、全てに感謝してる




どんな子供でも大人でも、

何歳でも、チャレンジに早い遅いことはないと


心から叫べる人にこそ、

畏れを跳ね除けてきた歴史があるんだろうな




私にも、全てを捨ててでも掛けてでも


譲れない何かがあるよ。




こわいし、こわいけど、こわくないんだ。



借金もしても、自己破産をしても、

全部無くして野原で草の根を噛み泥を啜る生活でも

きっと死なない!


まあそれは極論なんだけど(笑)

でも、可能性がある方にベットしようよ。

リスクを背負ってでも挑戦する方がいい。


それを熱弁したら、

そこまでするなら死んでもいいと、

言った人がいた。


それは考え方の違いで、

その人も、きっと同じような

覚悟があって生きている方で敬意しかないのだけど



自分はね、

実家に帰って、お墓参りに行くとね、

その墓石に、命を繋いできてくださった

御先祖の皆様のお名前があって

お馬さんのお墓とかもあってね


その皆様の歴史の上に今があると思うから、

肉体が尽きるまで、私は死にたいとか死んでもいいとかは絶対に思いたくないの。


これから先どんな絶望に苛まれたとしても

絶対に絶対に、自ら死を望むことだけはしない。


大丈夫だよ。

全て失ったら、もう、得るものしかない。



家族はずっと居てくれたけど、

それ以外は、失う覚悟で業界に入ってきたんだけど

地獄もそこそこね、見たよ。でもね

なんか、めちゃくちゃ得るものがあったから、

なんとなく保証できます。


これからその、なんとなく、を払拭します。

全て失ったらもう得るものしかない。



まあー、とりあえずね、その覚悟で、


挑む。





以前、あなたには弱味がない、

可愛げがない、だから支えてあげなきゃって

思われないって


言われたのが何だかんだずっと引っ掛かってたんだけど


いや、違うな、やっぱ私そういうの性にあわないな

って、

女の子であることを

求められるかもしれないけど、

自分はやっぱ女の子ではない(マインドの問題ね笑


どこまでも逞しく強気の姿勢で生きていたい。

それに、共感してもらえる人と心を通わせたい。


その先に音楽があって

その音楽が、誰かの心と繋がっていって欲しい。




そういう活動がしたい。

だから弱味は要らない。


昨日の爆裂長文ツイートはそういうことです🤣



覚悟は決めてきたんだ

今になって、言語中枢の中心で渦を巻いているのです。




でも強気でいられるのはさ

そばに居てくれるたくさんの絆を感じるからなんだ


何回も言うかもだけど、

大事なことだから、何回も聞いて欲しい(笑)



家族、友人、

恋のような愛のような大きな感情を育み合える

素晴らしい仲間と、これを読んでくれるみんな。


さえチ号クルーのみんな。



いつから、こんなに愛する人が増えたのかなー




きっと、私も、60年後

それはこのカフェではないかもしれないけど


集まって、お茶をして、笑い合える人が

なんか、たくさんいるような気がするよ





な!幸せだよな。



その時まで、カッコ良く生きよーぜ💪





mellow.




photo: Ryota Yorifuji