プロダクションが一番困るのは女性タレントの妊娠

「社長の花畑は煮えくり返っているでしょうね」

　社長とはオスカープロダクション社長の古賀誠一。それはそうだろう、やっと女優として一本立ちした途端に妊娠3ヶ月。まだ23歳。まさに「これからだ」というときに妊娠で、大女優へのステップを中断したことになる。

　そればかりではない。現在10本のCMに出演しているが、損害賠償請求なんて噂され、来年のスケジュールは全ておじゃん。芸能プロダクションが一番困るのは女性タレントの妊娠。

「男と付き合っては良いしかし妊娠だけはしないでくれ」

　芸能界のタブーを武井咲はものの見事に破ってくれた。思い出すのは「梅ちゃん先生」の堀北真希（28）。俳優の山本耕史（40）結婚して妊娠。将来は大女優と嘱望されていたにもかかわらず引退。プロダクションとすれば「ここまで育てたのは何だったんだ！」と涙に明け暮れた。芸能プロにとってさらに怖いのは女優の結婚、引退なのである。

武井は元々ヤンキー娘

　2人の交際は交際は１５年４月、写真誌ＦＬＡＳＨが報じた。１４年１月の日本テレビ系「戦力外捜査官」での共演をきっかけに知り合い、急接近。当時双方の所属事務所は熱愛を否定したが、お互いのマンションを行き来して深く潜行していた。

　昨年３月には女性セブンが交際継続を伝え、左薬指に指輪をして一層燃え上がり、スタッフはヒヤヒヤだった。

　とまあこんな具合だが、女優というのは週刊誌に書かれたくらいでは別れるずがない。さらに名古屋出身の武井は元々ヤンキー娘。武井のお父さんは名古屋では知る人ぞ知るヤンキーの兄ちゃんだったらしく、見事にお父さんの血を引いていた。それだけに肝が座っていて、プロダクションが注意したくらいでは別れるようなタマではないらしい。

　その武井を清純派女優として売り出したが元々無理があった。逆に同期の剛力彩芽は逆に品行方正なお嬢さんで、武井とは全く別のタイプ。

女性タレントの結婚相手は貧乏人かヒモ男の方がマシ

　昨今女性タレントに「妊娠はしません」と誓約書を書かせるプロダクションがあると聞くが、こんなもの、男に熱中してしまえば紙切れ同然。もともと「妊娠するな！」なんて今の日本の民法では強制できない。

　結局武井はは来年１月期の連ドラは降板、出演継続が難しくなったＣＭもある。マスコミでは損害賠償が噂されているが、妊娠をお咎めて損害賠償を請求すれば、スポンサーが逆に槍玉にあがり逆に非難轟々になる。今回に限っては損害賠償はないだろう。

　さて今後の武井だが、仕事を続けるのは間違いない。芸能プロにとって一番困るのは大金持ちとの結婚。金があれば仕事やめて引退してしまう。その意味でＴＡＫＡＨＩＲは大金持ちとはいえず、まだ救いがある。

　芸能界では女性タレントの結婚相手は、貧乏人かヒモ男の方がまだマシといわれている。それは仕事をやめられないからだ。「結婚相手が大金持ちでなくて良かった」という慰めの言葉が聞こえてきた。

妊娠3ヶ月！タブ－を破った武井咲に所属プロは涙…涙