リハビリは1回20分、週三回程度と激減しました。
弟の入所した老健はユニット型 (トイレ付きの個室10室で1ユニットを作る)、という形態でした。ユニット内で勤務するのは同じ介護士さんが多く、だんだん顔見知りになれました。
ユニットから出るには、暗証番号を押してロックを外す必要があるので、暗証番号を知らない(あるいは位置的に押せない)と出ていくことはできません。
そして屋外とつながっている出入り口もロックをはずす(これは押すだけですが)必要があり、二重に出入りを制限できるところでした。
弟は、リハビリ病院の退院時にはトイレの自立ができていなかったのですが、老健で完全に自立させてもらえました。
病院よりも老健でのが、根気よく丁寧によりそってもらえたのかなと思います。
病院には病院の役割があり、老健には老健の役割があると思うの比べているわけではありません。
ただ、毎日何回も通うトイレは、その一回一回がリハビリになり、積み重ねた結果完全に自立できたのだと思います。入居者一人に一つなので何回入って行こうが、長時間入っていようが
なんの気兼ねもいらない環境でしたのでそれもよかったのかもしれません。。
見えるリハビリと見えないリハビリと言ったらいいのでしょうか
どこに行ってしまうかわからない弟のために、付き添い者なしでは外へ出られないということを
一番の目的に選んだ老健でしたが、いいところに入所できたと思っています。