シェーンブルン宮殿で圧倒されたあと、市街中心部へ戻りガイドさんに付いて徒歩観光します。

美術史博物館の辺りでバスを降り、


平時の宮殿であるホーフブルグ王宮、スペイン乗馬学校などを散策

このメルセデスが止まっている所が乗馬学校入り口。

この時は不勉強で、まさかこの奥に乗馬ができる所があるなんて思いもしませんでした。

王宮を抜けると沢山のショップが並ぶ目抜き通りに出ます。

ちょうどお昼時教会の鐘が鳴り、ヨーロッパだなあと実感。



皆さんお馴染みのデメル本店。

ザッハー本店も近くにあって、ツアーの一緒の方は予約を取って本場の味を楽しまれたよう。


そして、シュテファン大聖堂。

どの地もそうですが、街中も中心の中心にこういう歴史的建造物が普通に現存してるのは、なかなか日本では味わえない感覚です。

12:30に徒歩観光は解散。26人思い思いの場所に向かっていきます。

私達が向かったのは、ニューイヤーコンサートで有名なウィーン楽友協会。

今回の旅の最重要訪問地です(大げさ、、笑)

夜のコンサートとかも興味深かったのですが、私はテレビで観ているこのホールをじっくりと観たい、というのもあって昼間のガイドツアーに申し込みました。

楽友協会のホームページから事前予約(10ユーロ)をし、当日受付でEチケットを見せると入場できます。枠が空いていれば当日入場も可能そうでした。


プリントアウトした予約状を見せたのですが「Eチケットを見せて」と言われてアタフタ。iPhoneを開いでEチケットを出すまでの長かった事(5分くらいだったのですが)。

無事画面開けて「ok」との事で。


基本館内撮影はNGと聞いていたのですが、楽友協会ガイドさんから「大ホールだけ撮ってもいいよ!」との事であの場所でパチリ。

凄く大きなホールと思っていたのですが、結構こじんまりしたサイズです。が満席で1700人は入るそうです。

装飾のまあ見事なこと。シャンデリアの高さのところ一周に著名な作曲家のレリーフがぐるりと飾られています。

ステージの台は木でできた素朴な感じですが使い込まれている感じがあって、座席も同様な雰囲気でした。

ガイドさんが「ニューイヤーコンサートのチケットは2月に少数発売されるので、頑張ってゲットしてね」と。

基本的にはパトロンが代々購入するので一般の人の枠は少ないそうです。


この大ホール以外にもこの装飾のされた小ホール、現代的な作りの新ホール(クラッシック以外にもジャズやその他の音楽、映画上映などもあるそうです。)等、館内どこを観ても興味深い場所でした。


ガイドツアーは英語とドイツ語のみですが、日本人でも十分聞き取れる英語ですのでおすすめです。


おもての看板には、日本が誇る指揮者 佐渡裕さんのポスターも。


非常に見応えのある楽友協会ホールでした。

来年のニューイヤーコンサートが今から楽しみです。