NHKスペシャル若沖特集を検索するとYouTubeにUPされてました。

 

見逃したNスペ・・・・が、

自分の見たい時、見たい時間で見れる、今の時代は凄いですよね~

 

この30cm四方の画面の中に、ほぼ世界の全てが入っている。

 

そんな事を考えていると、なんか怖くなりました。

 

なんでもあるんです、この魔法の箱の中に・・・・
ドラえもんのポケットが一家に一台ある時代。

 

どこでもドアも実現している。

 

端末とネット環境が双方にあれば、どんなところもアクセスできるわけですから。

 

今時、出張費削減で会議もSkypeで成り立つ時代だ。

 

距離なんて関係ない。

ブラジルだって、アフリカだって、南極も北極も・・・・大気圏外であってもです。

 

小さい頃に藤子不二雄先生や赤塚不二夫先生や手塚治虫先生が描いていた未来SFの世界が、今、私の目の前に展開されている。


私が死んでからの世界だと思っていた事が数十年で実現しているわけです。

 

多分、死ぬ前には自動運転の車が道路を走っている事だと思います。

 

話が横道に・・・・・それました(^_^;)

 

若冲さんに戻ります・・・・・

 

で、若冲特集のNスペを観ました。

観たら・・・・若冲さんは凄い天才絵師でした(笑)

 

見ている・・・・いや、この世界の見え方が常人とは違うから、あんな細密画が描けるのでしょうね。

 

お人柄を調べたら、かなり変人だったようです。

そりゃーそうでしょう、逸脱していなければあんな絵は描けないでしょ~。


若冲さんの実家が超金持ちの商売人で、23歳で家業を継いだらしいです。

でも絵を描く事にしか興味がなくて家業を放棄。

 

絵を描く事と鳥を観察する事以外ほとんど何もしなかったそうだ。

結婚も一生しなかったらしい。

 

で、それだけ絵を描く事に集中する環境にあっても、まだ物足りなかったみたいで、世の中の声がうるさいって40歳で早々に隠居、で、そこからは絵を描く事だけに集中した生活をしたと。

 

絵を描く以外には、絵を描く為の材料である、大好きな鶏を沢山飼って、一日中眺めてたらしいです。


若冲は鳥が好きだったみたいですね。

人物画はないっぽいです。

 

まぁ簡単に言えば、人嫌いの変人の天才って(⌒-⌒; )感じでしょうか?

 

しかし300年前の人物ですからね、実際にはどうだったかなんて、誰にもわからないような気がします。

 

現実に同じ時代に生きている他人の事すらわからないんですから。

 

家族の事だってわからないと思う事は多々ある。

顔を見ればケンカばかりで、いつ別れてもおかしくないような夫婦が何十年と連れ添っていたり、仲睦まじい姿をいつも見せてくれていた夫婦が突然に離婚したり・・・・世の中わからない事だらけ。


若冲さんだって、実際はどんな人だったのか、本当の所はわからない。

 

でも、、、、、わかる事もある。


絵描きとしては天才だ・・・という事だ。


私には絵画を見る眼力はないが、、、、すごい細密で躍動感があって、色彩がすげーと感じた次第です。

 

この若沖ブームには仕掛け人はいるだろうとは思うのですが、やはり実際に天才の描いた絵だから、あれだけの人が集まったのでしょうね。

 

どんなに仕掛けても、その素材が陳腐だと、初めは集まってもすぐに閑散としてくるもんだ。

 

食べ物屋がわかりやすいですよね。

「日本初上陸」とかと銘打ってオープンするお店は大概、大行列になるが、、、、しばらくすると落ち着いて普通のお店になっている。

 

反対に老舗の大福は年がら年中、午前中で売り切れてしまうようなお店もある。

 

群林堂の大福・・・・・・とかね(^^;)

 

要するに内容なんですよね。。。。しかし。。。しかし・・・・それでも4時間待ちは・・・・

 

常軌を逸してる・・・と、、、、

 

つづく・・・・・(^.^)