先日、久しぶりに会う友人と食事に行った。

 

クラフトビールが飲みたいと友人が言うので、結構おされな(笑)普段なら絶対に入らないようなお店に入った。

 

クラフトビール専門店という事で以前から知ってたが、あまりにハイカラなコジャレたお店なので、利用するには至らなかった。

 

ビルの7Fで半分は屋上部分の屋外席で吉祥寺の町を一望できる。
昨日は寒かったので屋内席に案内してもらった。

 

まぁ~それはそれはおされなお店で・・・・・

店員もみんな若手イケメン男子ばかり(笑)

居心地悪い(;一_一)ワタシ

 

しかし・・・・地ビールのティスティングセットはやはりウマイ!!!

長野や岩手の地ビールがびっくりするくらい美味しいではないか。

 

まぁ私的には友人が喜んでくれればそれでいい。

 

が!こんな美味しい流行りのお店で、こんな美味しいお料理食べたという事をわざわざ公の場所で言いたいわけではない。

 

何がびっくりしたかと言うとですね~

 

このお店に2時間くらい居たのですが、周りに座ってる人達が漏れなく、運ばれてきた料理の写真をとってから、食べるんです。

 

なんと!!一緒に行った友人までもです。

 

箸をつけようとしたら、「待て!」されるんです(・.・;)

ちょっとしたカルチャーショックですよ(Θ_Θ)

 

えっ(-"-;)あんた…そう言う人だっけ?と心の中で思った。

 

日頃、SNSで今日食べたご飯の写真を載せている人の記事を見ると・・・・

心の中で毒を吐いている(笑)私がいるわけですよ。

 

ここだけの話(・.・;)ですが(笑)

 

「おめぇの夕飯の事なんて知りたかねぇ~よ(-"-)」

 

と・・・・・ここだけの話になってないし、そんなものは人の勝手で何しょうとよかろ~もん。

 

それこそあんたに関係ねぇ~し。

嫉妬してんじゃ~ねぇよ(・_・;)と言われそうです。

 

でも、、、、、気持ち悪いんですよ~見なきゃいいんだけど、目に入ってくるさね(T_T)

 

あまりに食べたものをSNSに投稿する人が多すぎて。

どの記事も食い物のばかり。。。。

 

きっとこんな事、言う私がマイノリティ側なので、日ごろSNSに食事の投稿をしている人がこの記事を見たら嫌な思いをするでしょう。

 

でもなんで自分の食事風景をわざわざ写真に撮って、みんなに教えようとするのか、私には理解ができないのです。

 

でもちゃんと考えてみた。

なぜ今の時代、自分の食べた食事の内容を多数の人々に報告するようになったのか。

 

食事は一人で食べるより、美味しいねと言いながら二人で食べた方が美味しい。
二人よりもたくさんで「美味しいね」と共感しながら食べたらもっと美味しい。

 

それはわかるけど、一緒に食べてない人に「こんな美味しいものを食べた」と後で報告する事で、SNSで繋がる友達と共有して「いいね」をもらって何がどう満たされるのか・・・・・

 

ビジネスツールとしてやってる分にはまだ理解できる。

でも個人レベルで自分の食事を披露する感覚とは・・・・

 

しばらく考えてみたが、、、、

この時代にはこの時代の共感覚というのがあるということだろう。

 

数十年前までは写真って楽しい想い出を記録するものだった。

要するに後で、見直して思い出を自分で楽しむものが写真。


それが、今は違うようだ。

 

スマホの普及で高性能カメラが一人に一台という時代になった事・・・・

それに伴いSNSが普及・・・・・やっていない人は子供と老人と言う時代だ。

 

写真は自分の思い出を残す・・ツールではなく、

誰かと繋がるツールに変化したということだ。

 

写真の目的が変わってしまったという事なんでしょうね。

 

自分の楽しい事を皆にも共有、共感してもらいたい・・・・

関係性を構築する為のツールになったいう事か・・・・

 

それなら、そんなに深く不快感を示す必要もないよな~(^_^;)

 

私だって一人は嫌だ。。。。皆に肯定してもらいたい(はず・・・たぶん)

いいね~って言ってもらえれば嫌な気分にはならない。

 

そういう事か・・・・・うむ・・・・・(@_@;)

なんとなくわかってきたような気がします。

 

 

いや~この20年でスゴイ変化だ。

私がついていけないはずだ・・・