先日、出勤前に雨が降っていたので、いつまで降るのかな~と思いつつテレビをつけた。


つけなきゃ~よかったと深く後悔il||li_| ̄|○il||li


チョコレートで生活習慣病が予防される、

もしくは改善されるという事が臨床実験で確認されたという内容だ。


またこれですか・・・・・
それもテレビで放映しちゃってるし(;一_一)気になって見てしまったし・・・・


企業戦力と知らず間に受ける日本の民・・・・・


どう言う実験か簡単に説明するとですね。。。。


愛知・蒲郡市はメタボリック症候群の人の割合が県内で一番高いらしく、そこに目をつけた企業側。


企業は市民に実験参加の募集をかけた45歳から69歳の市民347人が対象者に実験を行ったわけです。


どんな実験かと言うとカカオ含有量70%以上のチョコを1日25gを1か月食べ続けるという実験。


その結果、最高血圧の減少傾向が見られた上に、善玉コレステロール値も上昇したと。


これは、カカオマスであるカカオポリフェノールの働きであると・・・・・


さらにチョコを毎日食べたからと言って、体重やBMIの増加はなかったと言う事もしっかりと付け加えられていた。


要するにチョコはお菓子ではなく健康食品だ!と言わんばかりの勢いです。


ただ詳細な数値のデーターは番組内では発表されていませんでした。


何パーセントの人の血圧が改善されたのか・・・・

元々の血圧データーはどうなのか?とか。


悪い結果が出ている人はいないのか?

いたところで発表されるとは思いませんけど。


ましてこの実験をしているのはチョコレートの菓子メーカーです。


そして地元の大学教授がその説に賛同・・・


「チョコレートの摂取後で血圧が低下する。善玉コレステロールが増加、少量のチョコを毎日食べる事で高血圧予防、動脈硬化予防につながる・・・・」


と、言っている。


企業からきっと仰山の寄付金やら研究費もらっとるでぇね~きっと間違いなく!!と疑う私。


原発の時と同じさね~御用学者ってやつ。


チョコレートってお菓子ですよね・・毎日、食べるもんでぇねぇべよ。

と、私は思うのです。


まだ大人はいいですよ、子供がそれを真に受けて毎日ガバガバ食べる事を考えたら怖いです。



体に良いと言われている成分は「カカオポリフェノール」です。


カカオポリフェノールは、動脈硬化などの原因となる活性酸素を抑制する抗酸化物質であり、急激な血圧の上昇抑制やストレス軽減作用、生活習慣病の予防効果などがあると言われてますよね。


さらに、食物繊維がコレステロールの吸収を抑制し、血液内に存在するLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減少させる作用があり、血行を促進し、代謝をアップさせる効果などにも期待できると、、、、


もちろんこれはすべて本当の事でしょう。


しかしこれはカカオマスの事です。

お菓子であるチョコレートとカカオマスは同じではありません。


別の食べ物だと考えた方がいい。


カカオマスって。。。すごいマズイです。

薬のような味がします。


カカオ75%とかのチョコレートってあまり甘くありません・・・・・・


お店で売られている美味しい『チョコレート』と言うのは砂糖と牛乳とカカオバターの混ぜ物。


パッケージに成分表が書かれています。


含有量の多い順から書かれているのですが、成分表の一番初めに書かれているのは、大概「砂糖」です。


カカオマス70%くらいになるとカカオマス、砂糖と言う順番にはなるようです。


ただお店で売られている甘くて美味しいチョコレートの最大の成分はカカオマスではなく「砂糖」が主成分。


そりゃー美味しいに決まっているし、依存性成分もふんだんに含まれているに違いない。


成分はそれだけではありません。

昔のチョコレートって溶けやすかったと思うのですが、今のチョコレートって、ものすごく溶けにくくなりました。


カカオマスだけだと手に持っただけで溶けてきますから、お菓子のチョコレートがどれだけ溶けにくくなっているのかよくわかります。


溶けにくくする為の成分が入っているわけです。


乳化剤も入ってますし、カカオマスの含有量を高くすると美味しくなくなるので、風味づけのため、香料も入れてます。


それにカカオマスは身体の健康に有用とされる側面もありますが、依存性のある「テオブロミン」と言う成分が含まれていて、この成分の為にチョコはペットの犬や猫に食べさせてはいけないとされています。


以前にブログに書いた事があるので、詳しくはそちらをご覧ください。

チョコホリック


またアーユルヴェーダ的にもチョコは身体の様々な管を詰まらせてしまうので、頭痛の原因や吹き出物の原因とされているのです。


これも依然書きました。

アーユルヴェーダ的チョコ考察

またその他の問題として奴隷問題もあります。


チョコレートの原材料であるカカオの収穫の為に児童の人身売買による奴隷問題があるわけです。


まぁその事については深く語るつもりはありません。


この世の中には必ず両側面が存在します。


ポジティブばかりでも成り立ちませんし、ネガティブだけでも成り立ちません。


両方がバランスよく「在る」と言うのが、この世界なのだと私は思っているので、あまり社会の闇とされる問題にフォーカスしても意味がないと思うからです。


愛ばかりでも憎しみばかりでもこの世界は成り立たないと最近つくづく思うのです。


この事を書き始めると大変な騒ぎになるので止めておきますね(^_^;)


しかし・・・・・やはりメディアと企業に情報操作されて動かされる多数派が増えれば増えるほど私は生きにくくなるので(笑)一応問題定義はしておこうと思います。


お菓子のチョコレートがカラダに良いのではなく。。。。。

カカオマスがカラダに良い影響を及ぼす成分が含まれているという事だと認識をしてもらえればありがたいですね。


カカオマスだって本当にカラダに良いのかどうか私は疑っていますが、百歩譲って良しとしたところでカカオマスだけを食べていてはよくありませんからね(笑)


チヨコレートの事を今日は書きましたが、チョコレートが悪いわけではありませんし、私も時々はチョコを美味しいと思って食べています。


嗜好品として食べる分には問題はないでしょう。



要するに企業側の利益の為の情報を鵜呑みしない。


テレビがいつも正しい事を言っていると言う思い込みを外す。


これが大事だと私は思うのです。