現在、超多忙になっておりまして・・・なかなかブログに向かう事ができません。


トホホホな感じです(T_T)

今月一杯はこんな感じかもしれませんね。


先日、ぎっくり腰になったらなぜ冷やすのか・・・・の続きです。


簡単に言ってしまうと一般常識だからです。


要するに


炎症=冷やす


これが常識だからですね。


現にですね・・・冷やすと痛みは緩和されます。


例えば10の痛みが半分以下になります。


なぜ痛みが緩和されるのかと言うとアイシング効果の利点は


「感覚の麻痺」


アイシングすると痛みが緩和されるので、動けます。


生活の支障が最低限に抑えられると言う事ですね。


ただ根本的に良くなるのが少し遅れる場合や慢性的な痛みに移行してしまう事も無きにしも非ず。


元々あった痛みが出てきてしまう事もあります。


炎症は悪い現象だと言う風にとらえるのが西洋医学的考え方があり、それに基づくと「痛み」はできるだけ早くとりましょう。と言う考えになります。


悪者は即座に退場!!と言う事ですね。


これが正義です。


しかし


「炎症」=「悪いもの」では「ない」という視点から言うと


「炎症」=「治す力」となります。


炎症とは炎症を治す身体機能「プロスタグランジンの分泌」が働いているだけなのです。


その結果「痛み」「腫れ」「熱を持つ」が出ている。


これだけです。


身体の修復作業の時にはもれなく「痛み」がついてきてしまうのですね。


これは身体のプログラムなので仕方がありませんせん。


また痛みがないと人はすぐに死んでしまうでしょう。


「痛み」とは人間が健康で生きていく為の大事な感覚と言う事になります。


その痛みを麻痺させてしまう事は身体にとって良いのか悪いのかは両方の側面があるように感じます。


良い悪いと言うよりは、「冷やす」事も「温める」事もメリットとデメリットがあると言う事なのでしょう。


それは症状の度合と自分の志向する健康観見たいなものを秤にかけて、よい頃合いの所を見つけていくのがよいのかな~なんて私は思うのです。


痛いと心が荒みます(笑)


痛いと動けませんが、どうしても寝ていられない場合には動かざる追えません。


そんな時にはアイシングや鎮痛剤で痛みを取る事も大切です。


しかしじっと安静にしていられる環境があったり、痛みも然程でもないなら温めて早く完治した方がいい時もあります。


しかしその選択をする時に、これらの対処方法の根拠を知っておく必要があると思うのです。


どうして冷やすのか、冷やしたらどうなるのか?


どうして温めるのか、温めたらどうなるのか?


と言う事です。


「私は素人だから専門的な事はわからない」で片づける人が多い世の中ですが、専門的な事ではありません。


自分が使っているカラダの事です。


現代はネットで検索すれば大学で習う事以上の知識を家に居ながらにして知る事ができます。


毎日、だれよりも一緒にいる自分のカラダの事ですから、だれよりも自分が知っておかなければいけない事です。(少なくとも私はそう思います)


社会の事、経済の事・・・・そんな事も大事なのかもしれませんが、自分のカラダの事に無頓着になりすぎている現代です。


もっともっとカラダの事、ココロの事を知って欲しいと、カラダさんもココロもさんも言ってるのではないでしょうか。


繰り返しますが冷やす事で痛みは緩和されます。


なので痛みがある時はある程度「冷やす」事は致し方がないのですが、痛みもない、炎症もないのに冷やしているスポーツ選手がいます。


試合後に冷やしている人いますよね。


あれってある意味、暴挙として私には見えます。


冷やす事で血流が悪くなり代謝は落ちます。


筋肉疲労はより取れにくくなる・・・・私はそう思うのですがね。


アイシングで痛みが治っているわけではありません。


ただ麻痺させているだけ。


しかし現実的に痛みが取れるので。。。アイシングが良い事だと思ってしまうのか、その経験がアイシング中毒を引き起こしているのかもしれませんね。


温めると、身体の自然治癒力は促進します。


炎症反応ももちろん促進(痛みも増します)しますが、しかしながら身体の侵襲性を抑えつつ、早く回復させる事ができるはずです。


恐らく慢性的な痛みに移行する確率も少なくなるはずです。


また安静にしてしまう事で、これまた回復は遅くなります。


痛みがある時には痛みがあるような動きを模索して、痛くないようなカラダの動き方を知っていく事が大事。


温めて動く事で痛みの物質が体内で循環して、患部の壊れた細胞が洗い流されるので、早く治るという理論になります。


シップよりも貼るカイロ


ですね(笑)


しかしさっきも書きましたが「とにかく痛いのがイヤ!!」と言う場合にはアイシングしてくださいね。


痛みに対する耐性、閾値(どのくらいで痛いと感じるか)は、人それぞれ。


いくら、自然治癒力を利用して、鮮やかにケガを回復させて、素早く高度な身体に!と言う理想論よりも目先の楽が大事と言う人もいますから。


どうしても会社を休めない・・・


そんな時には私も理想論よりも、症状を抑え込む力技に出る事はもちろんありますから。


でも生活リズム的にいけそうだったら温めて、ゆっくりじっくりのんびりカラダを動かしてみてください。


でも脈打つような拍動性の痛みはヤバいですから、それはすぐに病院へ。


答えは一つではありません。


可能性が多数あります。


それを見極める力を養う事が最重要課題となります。