大雪です・・・
我が家の庭はすごか事になっています・・・・




まぁそれはさておいて・・・・


昨日のチョコレートの話の続きを・・・・


ヨギーニとしてはアーユルヴェーダ的チョコ考察も、しておかないと片手落ちだと思い、少し続きを書きたいと思います。


まずチョコは脳や美容に良いという考え方が一部にあります。


それは恐らく、お菓子メーカーの宣伝効果だと考えるわけです。


砂糖は脳に良いというCMが最近よく流れています。


なんだか医学的根拠があるかのようにとられますが、あれはあくまでも砂糖協会のコマーシャルですから。。。。


チョコも同じです。


宣伝費をかけて、自分とこの商品をアピールしているだけです。


広告文句なんですね。


トクホ食品はそれの最たるものです。


トクホ食品が健康増進になると思わせるようにコマーシャルしていますが、コーラーを飲んで健康になるわけがありませんから。


今日はその事を書くつもりではありませんのでその当たりにしておきます。


話を元に戻します。

チョコが美容や健康に良いと言うのは・・・

ある一部分の側面だけをクローズアップして言っているにすぎません。


まずアーユルヴェーダ的にはチョコはアーマ(未消化物)になりやすいという見解があります。


昨日も言ったようにチョコレートは刺激が大変強い食べ物です。


眠い時にチョコレートを一かじりしたら、カラダがなんとなくシャッキとして目が覚めるという経験が誰でもあると思います。


刺激が強いというのは、陰と陽の振幅幅が大きいということです。


プラス面もあるが、もちろんマイナス面も多くあるということ。


少しならプラス面を有効に利用できるが、過ぎるとマイナス面を身体はもろにうけてしまう。


なんでもそうですよね。過ぎたるは及ばざる如しです。


この「少しならプラス面があるよ」と言う部分だけを抜粋して「チョコはカラダに良い食べ物である」と言ってしまっているのです。


これが「毎日食べる」「たくさん食べる」となるとマイナス面がどんどん増えて、、、、果てには依存、中毒に陥ってしますと言う事なのですね。


また身体だけでなく心にもチョコは悪影響を及ぼします。

もちろんチョコだけではありません。

甘いものは心にとっても影響を及ぼします。


食べ物は物理的な身体を作るだけでなく、心を作っていくものです。


今子供たちの食育ということが叫ばれていますが、この食育は心を育てるためにも大変重要な教育でもあるのです。


チョコレートは攻撃・刺激の質(ラジャス)が極端に多い食品と言われています。


このラジャスとは、アーユルヴェーダーでは「3つのグナ」と言われる、食事の3つの質の中の一つです。



「3つのグナ」は


「サットヴァ」

純粋性
味・・・・穏やかで調和な味
ココロ・・・・サットヴァが優位なココロは、穏やかで調和的


「ラジャス」

活動性
味・・・辛さや刺激がある味
ココロ・・・・ラジャスが優位なこころは自己中心的となり攻撃的


「タマス」

不活発性
味・・・作ってから時間がたったもの、重い味
ココロ・・・・タマスが優位なココロは抑うつ的となり、環境を破壊する。


チョコレートの優位なグナはラジャスで、バランスをとる純粋な質サットヴァがとても少ない食品です。



そのために食べ過ぎたり、長く食べ続けていると、精神的に不安定になったり、イライラして、

人にも自分にも攻撃的になってしまいがちになるとアーユルヴェーダー的には言われています。


イライラは消化にもよくありませんから、栄養吸収、、代謝が滞ります。


病気の原因になる、、、体調が悪いとココロも晴れずに毎日が楽しくない。


まあこれは極端な話で。。。。

食べ過ぎた場合のことを言っていますので、適度に大人が少しだけ楽しむ程度なら問題はないでしょう。


しかし子供はまた違います。


先ほどチョコレートはアーマ(未消化物)になりやすいと書きましたが、特にチョコレートのアーマは首から上のシュロータス(カラダの中の管)を詰まらせてしまう傾向があります。


要するに首から上の気の流れを止めてしまうのがチョコと言う事です。


これはチョコだけでなく、合成した甘いものにその傾向があります。


首から上というのは顔と頭。


代表的なものは吹き出物が出やすくなったり、頭痛になったり・・・・・ということですね。


アトピーがひどい場合に菓子類を止めるだけで、症状が緩和すると言う知人を何人も知っていますし、片頭痛の人がお菓子断ちをしたら鎮痛剤を飲む回数が減ったと言う話も聞きます。


またチョコを食べると一時的には元気になり良いかもしれませんが、長期に見ると不安定だったり攻撃的だったり、精神的なバランスが崩れる傾向が強くなる。


全体のバランスが取れた食事は心身の調和には大切な事なのですね。


どうしても甘い物が欲しくなったら、純粋な生のはちみつを少し舐めて気持ちを充足させると言った対策も良いのかもしれません。


はちみつはサットヴァの質が多く、はちみつの甘さに触れると、チョコの甘さが自然に嫌になってくる事もあるようです。


ただこれも過ぎたるは及ばざる如し・・・・

砂糖が良くないからと言って砂糖の代わりにハチミツを使う・・

これもまた一難ありです。


ハチミツは重い食べ物ですから・・・これまた胃腸に負担をかける云々と言う説もありますから。


(^_^;)まぁ言い出すとキリがありません。


あまりこだわらない事も大事。


結論として、、、


大人は

「食べ過ぎない」

これが重要です。


子供は

「甘いものを極力与えない。」

できるなら

「ダシの味を覚えさす」

です。


昨日も書きましたが、子供が集団行動するようになると外でなんでも食べるようになります。


それまでが勝負だと言う事です。


知人の子供は小学校に上がるまで一切、チョコを食べさせなかったそうです。


で、小学校に上がってから、お友達の家に遊びに行った時おやつに出されたチョコを食べたんだそうです。


もう彼女の脳はウキウキ高揚状態。


生まれて初めて食べるチョコの味に感動し、、、、

そこにあったチョコを全部食べたらしいです(笑)


食べたと言うよりは貪り食ったと言う感じ。


この世界にこんな美味しい食べ物があったのか~って感じだったのでしょうね。


チョコをイッキ食いした彼女・・・・・

しばらくして、それを全部ゲボしたらしいです(^_^;)


吐いた事がトラウマになり、チョコが一切食べれなくなった(笑)


余程気持ち悪かったのでしょうね。


食べれなくなっと言うか。。。。キライになったそうですよ(´゚д゚`)


なんでしょう・・・・・・

逆療法?と言うヤツなんでしょうか・・・・・


まぁ災い転じて福となる???よくわかりませんが、、、(笑)


彼女の脳は生まれて初めて食べたチョコを最高に美味しい!!と感じ欲求に任せて食べた。


しかし脳の欲求とは裏腹に・・・・

身体はチョコを受付なかったと言う事なのですよね。


脳が強いのか身体が強いのか・・・・


多分、、、、

大人になればなるほど脳が強くなる。

そして身体は自己主張しなくなり鈍感になる。


しかし彼女はまだ子供だったので、脳の強制力が無かったから身体が素直に反応したと言う事なのでしょうね。


私は基本的には食べるものに神経質にこだわる必要はないと思っています。


なんでも食べる・・・これが基本。

何が良くないのか・・・・過ぎる事がよくないのです。


良い悪いの話はあまりしたくはありませんが、やはり「必要以上に食べる」「不必要なものを食べ過ぎる」


これを止めるだけで医療費はグッと減るのだと思うのです。


大人が食を正す事で子供も、もちろんそれに影響をされますからね、将来の子供たちの健康と医療費の削減が実現します。


長い目で物事を考えると

やはり食を正す。。。。節度を持って食べる。

この事が重要です。


「○○を食べれば健康になる」


もうこの思想からは抜け出さないといけないと私は思うのです。


時々は心の贅沢としての嗜好品の食事も良いでしょうが、日常的な食事は


「腹6分目」


「カタカナ食から米食主体に」


これがキーワードなんだと思うのです。