この間、年末だ~年始だ~と言っていたのに・・・三が日が過ぎ、松の内も過ぎてしまいましたね(^.^)



まぁ時間は絶対的な実体ではない。

私自身の五感が感じる経験値で時間の流れを感じ取っていると言うだけ。


しかし、そんな事を言っても身に沁みついた時間軸感覚と言うのは、ぬぐいきれないものがあり、着実に自分のカラダは老化しているし、物質も老朽化をしているのを目の当たりにすると、時間は絶対的実体はないと言ってもそれは机上の論理に過ぎなくなる事も確か(^_^;)


ただ時間は五感が作り出しているものだと感じる側面もあると言うのも事実です。


難しく書いてしまいましたが・・・・


簡単な例で言うと、、、、


集中した時間を過ごすととっても、時間は短く感じます。

仕事をしていると一日がむっちゃ早いです。

遊んでいて楽しい時間を過ごしていても早いですよね。


好きな人とデートしているとすぐに帰る時間になって「帰りたくないな~」なんて思った若かりし頃。


それとは反対に、すんごい面倒な会議・・・・不毛な会議に参加していると永遠に続くのはないかと思えるほど時間の進みは遅く、長く感じます。


聞きたくもない人のハナシを聞いていても時間は長く感じます。


もっと極端はハナシをすると、事件に巻き込まれて、怖い思いをしたとすると。。。。これも時間は長く長く感じるでしょう。


こんな風に時間と言うのは自分の経験として身体に取り入れて、時間を感じているのです。


これを踏まえてアーユルヴェーダの解釈ではですね、エントロピーの増加と老化現象は、時間を身体の中に取り入れた結果であり、どのように時間を取り入れたかによって人の老化の程度が決まってくると言われているのです。


強盗に襲われ刃物を突き付けら、脅され命の保証もないまま、金品を略奪される・・・・・この間はとてつもなく、長い時間を感じるはずです。


ここまで行かないとしても。。。。


従業員100名以上を抱える企業が明日・・・・不渡りを出すかもしれないと言う経営者。


明日、不渡りが出る時間まで、とてつもない長い時間を過ごす事になる。


これらの心的苦痛を味わう事で身体は極端に変化していきます。


私の知り合いで一晩で頭髪が真っ白になった経営者を知っています。


病院の院長だったのですが・・・・・

それから立て直しはしたのですが頭髪は白いままでした。


反対に大好きな恋人と初めて一泊旅行。

彼女にとって、その時間はとても短く感じる。


翌朝の肌はピカピカに光っている事でしょう。(笑)


若々しくなった一晩と、老けて白髪だらけになった一晩


さて・・・・同じ一晩ですが・・・・・時間の流れは全く違います。


老けた方は明らかに、沢山の時間をその身体が取り入れたからです。


その経験が喜びに満ちているのか、苦しみに満ちているのかで、私達の身体が経験する時間分量が違ってくると言う事がわかるのです。


そのことを具体的に示す実験があります。(孫引きです、ご容赦ください)


30匹のラットをA、B、Cのグループに10匹ずつに分けて飼育します。


Aは、いつもゲージが水浸しの状態で、騒音もあり過酷な環境です。

Bは、ごく普通の環境です。

Cは、温度が全体に低く、餌を少なめに与えます。


このようなそれぞれ別の環境で育てると、


Aのラットの寿命は数か月
Bのラットの寿命は通常どおり2~3年
Cのラットの寿命は5年以上


この寿命の違いは、ラットがどれだけ経験を身体に取り入れ、それを代謝できたか、ということを示しているそうです。


Aのラットは、たくさんのストレスを受け、それが代謝されずにたくさんの時間を経験した結果、早く年をとって人間が測定する時間軸での寿命が短くなったと考えられます。


時間をたくさん取り入れたわけですからね・・・・

老化のスピード(人間が測定する時間軸)が早かったと言う事です。


まぁラット的には天寿を全うしたとも捉えられるのですが・・・・。


あくまでも人間が測定している時間軸では早かったと言う事です。


Cのラットは低体温、低代謝状態において、時間経験が少ないためにAのラットよりも長く生きた。


そのことを裏づける証拠として、各グループのラットを解剖すると、いずれも同じように老化していた。


つまり、Aのラットは数か月、Bのラットは数年でCのラットが生きた5年間分の老化をしていたと言う事です。


時間とは、このように相対的で、これはラットに限っての事ではありません。


私達人間にも同じ事が言えるのです。


苦しく苦悩な日々を過ごした人と喜びに満ちた日々を過ごした人とでは、イノチの時計の針の進み具合が違うと言う事です。


いつもイライラと苦痛に満ちて、心身ともにストレスを受け続けていると、生きている時間が長く多いので、その分老化は早く進むと考えます。


反対にいつも穏やかで喜びに満ちていると、心身のストレスは少なく、生きている時間は少なく、老化はゆっくりになる。


もちろん、どちらを生きてもトータルで見れば、同じ長さの時間を生きたことになります。


なのでそういう意味では時間はすべての人に公平に与えられているとも言えるのです。


どちらが良い悪いと言う事ではありません。


自分はどちらを選択する方が好きか・・・・・と言う事でうから・・・どちらでもお好きな方をお選びくださいと言う事になります。




まぁ色々な考え方がありますが、寿命って・・・・・あってないようなもの。


寿命は時計が示す時間ではなく、経験値で決まってくる。


そのイノチのエネルギーが尽きたら終了と言う事なのでしょうね。


イノチのエネルギー総量はその人に寄って違いますからね。。。。。


苦悩が好きな人は結構なエネルギー総量を持って、この世で使い果たそうとしているのかもしれません。


この世でのイノチの目的は持ってきたイノチのエネルギーを使い果たす事が目的と言えるのです

よね・・・



イノチの長さに興味はありませんが、、、、女である以上は若々しく笑顔が似合う、キレイな年の取り方をする方を選択したいと切に願う今日この頃です。


JOY


これが基本でしょうかね(^.^)