グフフフ"(-""-)"・・・・寒くなってきました。
冷え対策に心している今日この頃です。
カラダを温かく保つための工夫を怠ると、いっきに体調を崩してしまいます。
わたしは・・・・と言う事ですが。
しかし昔から「冷えは万病の元」と言うぐらいなので、冷えを侮ってはいけません。
ちょっとしたスキに冷えはすぐに体の深部に入ってきますからね。
冷えが入ると体内の気の巡りが悪くなります。
東洋医学的に、カラダの気には【陰の気】と【陽の気】があります。
その両方がスムーズに流れていると元気という事になります。
しかし何らかの理由で流れが悪くなると・・・・さまざまな不調の原因の元を作ってしまいかねないのですね。
東洋医学的には【陰】の気は上がる傾向にあり、【陽】の気は下がる傾向にあります。
で、【陽】の気は、冷たい所を好み、【陽】の気は、暖かい所を好む。
これが自然な流れで、滞りのない状態です。
なのでですね、足元が冷たくて、頭が暖かいと、【陽】の気が上から下に降りる事ができません。
またそれと同時に【陰】の気が上がれなくなって、流れのバランスを崩して体調不良を起こします。
足が冷たいまま放置しておくと全身の気の流れが悪くなると言う事になります。
なので足元は暖かくしておく事が大事。
足元から頭へ陰の気が巡り、頭が冷えていると下半身へ陽の気が巡ります。
足元を温める一番ベーシックな方法は半身浴。
半身浴は一般的に幅広く知られている健康法です。
胸から下だけをお湯につかる方法で、お湯の温度は体温より少し高め、38度前後。
少しぬるめのお湯に20分から30分ゆっくりと入る。
38度って少しぬるいですよね。
でも、このぬるめがポイントなのです。
お料理をしているとよくわかるのですが、味が素材にしみ込むのって強火だと素材が固くなり沁みこみにくくなります。
お肉の煮物だと、はじめから強い火でガッと煮ると肉は固くなるし、味もしみ込んでません。
強火だと肉の表面が緊張して、他の物を入り込ませない防御反応が出てしまいます。
とろ火でトロトロと煮込むと肉もやわらかく味もしっかりと芯までまでしみ込んで美味しく出来上がります。
材料に味を沁み渡らせるのは強火ではなくとろ火。
入浴も同じです。
低めの温度に長くつかる事でカラダの芯が温まり、汗が出てきて、入浴後、いつまでもカラダはポカポカでさめにくい。
湯冷めしにくいのです。
半身浴のできない場合には手浴でもよい効果が生まれます。
これは熱めのお湯で行います。
深めの洗面器に熱めのお湯を入れて、両手を手首までつけて、そのまま10分間。
手をもみほぐしながら手浴するとより効果的です。
手浴後はしっかりと保温します。
乾いたタオルで手を包み込みのが一番簡単に保温できますね。
熱が逃げないようにしっかりと保温して、しばらくすると熱がカラダ全体にわまってホカホカしてきます。
で、白湯です。
ゆっくり糸をすするように白湯を飲みます。
冷え対策の一つです。
生活の中でのこういう些細な行為が気持ちよいカラダに導きます。
コツコツ・・・・これが大事です。
運動もせず、好きな物を好きなだけ食べて・・・・具合が悪くなったら病院へ・・・・
ちょっとこれでは自分に責任無さ過ぎ。
やりたいようにやる・・・それは間違っていません。
ただそれで芳しくない状態を引き寄せているとしたら、何かが間違っていると言う事です。
自分のカラダに責任を持って健康になる。
気持ちのよいカラダになる。
カラダの事も、ココロの事も、食品の事も・・・・環境の事も・・・・原発の事も・・・
色々な事をしっかりと「知る」ことで健康を考えていく事も大事なのです。