うちの同僚達は基本外食をしない。
ほとんどが弁当持参。
おかずを作ってこれなくても米だけは持ってきて、近所にある冷凍食材を一切使っていないお弁当屋さんからおかずだけを買って食べる。
自宅ご飯もほぼウチメシだ。
外食はお金がかかる、美味しくないと言うのが理由ですが・・・もちろん私も同じ理由で、ほぼ外食はしない。
昨日、一人の同僚が久しぶりに外食をして、ハンバークを食べたらしいです。
結構な値段でそこそこのお店だったらしいのですが、肉が臭く、それを補う為のうまみ調味料がわんさか入っていて、一口で気持ち悪くなったらしいです。
でも彼女の友人達はその「旨味調味料」の味が美味しいのか・・・・ハンバークを美味しいと言って食べたそうです。
彼女も日頃から外食はしない。家のお母さんご飯とお母さん弁当を食べている。
家ごはんと言うのは基本、味がシンプルで薄味だ。
なのでジャンクフードを食べると刺激が強すぎて「脳」が耐えられなくなるようです。
また家ごはんだと食べるモノに油や砂糖と言った類のモノの摂取が少なる。
なので余計に刺激ックスな食べ物が苦手になってくる。
現代社会で毒を入れない生活をすると、余計に生活しづらくなり、協調性がなくなると言うのが定説のようですね(笑)
先週の連休に戸隠に行った。
団体で旅行に行く時には基本、それに合わせて食べるようにしている。
ただやはり慣れていない食生活ですので、体がアップアップして消化器系が疲労困憊状態。
で、少しセーブした食生活を帰ってから送っていた。
たまたま付き合いの外食もなかったので・・・・
しかし粗食的生活を1週間も続けていると、なんだか食事への充足感が無くなってくる事に気が付く。
お腹一杯と感じていても、まだ何か食べたいと言う感覚が湧き上がってくる。
その感覚に流されて、何かを食べると言う事はないのですが、、、、
その感覚を味わっていると、とっても依存性を感じる。
全体的なエネルギー量は足りているはずなんですよね。
そんなに動くわけでもありませんし・・・・
私の食べる量は一般的な量に比べると少ないのでしょうが・・・・
自分自身の消費エネルギーから見ると妥当な所なんじゃ~ないかな・・・と思うわけです。
ある意味、おにぎり2個と手作りで具沢山味噌汁を昼夜の2食食べれはそれで充分に現代生活の一日分は賄えると私は思っている。
夜はそこに動物性蛋白質が少しつき、ビールを飲む感じでしょうか・・・
工事現場や物流などの肉体労働であれば別だと思うのですが・・・室内でデスクワークなら問題ない。
まして私は食への欲求が低い方である・・・・
それでも・・・・
油や砂糖・・・アミノ酸的旨味添加物を抜く生活をしていると食への満足感と言うか充足感が欠如して、何かまだ足らない感が湧き上がってくる。
不思議ですよね。。。。
食事と言うのはイノチを紡ぐモノでもあるのですが、人生の彩りになる嗜好品として楽しむ為のモノでもあるわけで・・・・・
量的には十分で、素材の味を楽しむシンプル料理で美味しいけど・・・・なんだか脳快楽的食事をしないでいると欲求不満になり、満たされない的感覚が湧き上がってくるのかもしれません。
しかしもう少し見てみようと・・・
そんな感覚のまま二日間くらい過ごしたでしょうか・・・・・
何に対しての渇望感なのか見極めるため・・・・自分の内側から、かすかに湧き上がる「何か食べたいな~」と欲求のベースにあるものを見極めようとした。。。。
やはり脳内の感覚だ・・・・脳内が不足感・・・を感じている。
何かを渇望している雰囲気がある。
エネルギー的に身体は満足している。消化器系ももうNG「何も食べたくない!!」と訴える。
でもなんだか口がさみしいと感じる。
で、試しに食べた。。。。
紀伊国屋のリッチ食パンにカマンベールチーズをたっぷりのっけて、メープルシロップをガバッとかけて食べた。
ヤバイ・・・・・( ゚Д゚)
砂糖と油の究極最強タッグのパン。
怖いくらいですよね(笑)
食べてみた・・・・・
いや~びつくり・・・( 一一)
美味しい・・・・と感じると同時に脳内がジンジンするわけです。
これ、ヤバイ。。。と思うほどに。
なんか究極におしっこを我慢してトイレに駆け込み用を足した時の爽快感?と言うか…
水道を全開にしているにも関わらずホースの先をつまんで出ないようにして、もう限界、破れる!と言う瞬間に手を放してドバーンと水を放出した解放感?と言うか…
とにかく脳内からドーパミン系の物質がほとばしった(≧▽≦)
これか~とやっと納得した。
ヤバいっす!
砂糖中毒、油中毒と言う話をよく聞くがこういう事なんですよね。
一枚、ペロリと食べたらもう一枚食べたくなった。
もちろん後で具合が悪くなるので食べませんが・・・・よく理解できた。
調べると油や砂糖を摂ると快感と感じる脳内物質が出るんだそうです。
甘いものや高カロリーな食べ物は、麻薬と同じように中毒性があると言う見解がある。
こんなに食物が溢れる(先進国だけですが)ようになったのはここ100年くらいの間です。
それまで人間はずっと飢えていたわけです。
最近になって飢えないようにはなりましたが、この飢餓状態の生体システムがまだ私達に残っているのです。
生き残るために、できるだけ高カロリーなモノを貯め込もうとするわけですね。
高カロリーなものが美味しと感じる事で高カロリーなモノを好んで摂取する生体システムが人間にはあるようなのです。
まぁ好むと言うよりは脳が美味しいと感じるようになっているのでしょうね。
理論上の話をするとですね…
砂糖は体内に入ると、脳内の神経伝達物質であるドーパミンやセロトニンの分泌を促します。
これは脳内麻薬と呼ばれるものです。
砂糖を渇望している時に活性化している脳の領域が、麻薬中毒者が麻薬を切望する時に活性化している脳の領域と同じなんだそうです。
若干誇張し過ぎの極端な記述ですが、砂糖を悪と考える側の意見ですが・・・
常習性があり、更に更にと量を求めて渇望して自分でのコントロールがつかないほどの禁断症状さえ引き起こす可能性のある作用を引き起こすのが砂糖であると言う説を唱える人もいます。
一説によると麻薬よりも複雑な依存性を発揮する物質が砂糖だとと唱える人もいるほどです。
これは油やダシ(旨味成分)にも同じことが言えるのだそうです。
油+塩(ラーメンとか)油+砂糖(ケーキとか)の組み合わせが脳内麻薬物質が出て中毒化しやすいと・・・
私達は油を含む食品はほとんど例外なくおいしいと感じますよね~
しかし・・・油だけだと・・・無味無臭です。
だけど油分を料理から抜くと間抜けな味になり、途端に美味しくなくなります。
バターを抜いたシュークリーム・・・・・・マズイです。
とんこつラーメンから油分を抜いたら・・・・・・単なる醤油ラーメンです。
不思議ですが、料理から油分が無くなると人間の脳は美味しいと感じれなくなるのですね~
これって科学的根拠があるようです。
なんでも舌には油の受容体があり、油を取ったということによる興奮が脳に伝わっているそうです。
そのため油で興奮している最中に食べたものは、何でもおいしくなるわけなんですね。
食べ物のおいしさの快感には、βエンドルフィンやドーパミンという脳内物質が関わっているとされていますが、油を食べるとこれらが放出されるのだそうです。
要するに美味しいと言う感覚は「味覚」で感じているのではなく「脳の快感」がそれを「おいしい」と感じさせる。
これはドラッグと同じメカニズム。
だとしたら、私達は砂糖や油の呪縛からは逃れられないと言う事です(笑)
まぁ極端に食べ過ぎなければ問題はないと私は思っているのですが・・・・・・
電車の中で不必要に太っている人を見ると若干の殺意を覚える今日この頃。
しかし仕方がありません。。。。生体のシステムですからね。
長い飢餓を乗り越える間に培われた生きる為の仕組みですが・・・現代は太る仕組みとなっているようですね。
しかし・・・・カマンベールを乗せた紀伊国屋のリッチ食パン+メープルシロップ・・・
3日連続で食べてしまいましたよ。
なんせ買ったものが3枚入りでしたから。。。。
食べきるのに3日かかりました(^_^;)
しばらくは米食となります。
細胞が油でギトギトしはじめて。。。。。途端に風邪をひいちゃいました( *´艸`)コンコン
本日は里芋と大根と長ネギの粕汁食べて・・・・養生しております。
今回もなんとか薬の世話にはならなくて治癒できそうです。
今年はほぼ西洋の薬を飲まずになんとか暮らせていけています。
手帳を見ると1/15と5/17の2回、バッファリンを飲んでいるようです。
なんとか2日/365日で今年はおさめておきたいですね。
薬を悪だと言っているわけではありませんが、やはり薬は自分を誤魔化すものだと経験的に実感してしまうと飲むたびに。。。
「また~誤魔化しちゃったよ~( 一一)」と思ってしまうので・・・・・
できるだけ自分自身には正直に生きたい・・・・
楽に生きたいと思っているので、飲みたくないのです。
特に風邪薬と鎮痛剤は避けたいものです。
せっかくの身体からのメッセージが聞こえなくなりますからね。
半世紀生きてやっとカラダの不調の付き合い方が上手になってきました。
肉体の快楽と心の幸せって本当にかけ離れた所にあるんだな~と思う今日この頃です。