9月に入りましたね~
今日も暑かったです。
この暑さも今日までらしいのですが、、、、ホントなのか??と肌を疑う暑さだった。
外に出る事が怖いくらい・・・・
でも、、、また寒い寒いという日々が来るのは間違いありません。
人は勝手なものです。
さて・・・・・
そろそろ戸隠の事をとりあえず書いておこうかと思います。
いつもはもう少し早く戸隠記を書くのですが、今年はなんだか遅筆でした。
今年で9年目となる戸隠神社 火之御子社大祭での神殿舞踏奉納。
実際に舞で奉納するようになって今年で4回目となる。
それまでは裏方として奉納の手伝いをしていた。
私は基本、縁の下の力持ち気質で本領が発揮されるタイプだ。(と、自分では思っている)
「さきがけ」でも「露払い」でもなく「しんがり」を務める方が力が出る。
切り開くのではなく、何かをなした後の始末をする力に私は長けている。
みんなは嫌がるかもしれないが、私はその仕事が好きだ。(変ですが)
そのポジションだとすべてがわかるから安心するのかもしれませんが・・・・
まぁ、それは私の持っている気質でありカルマだとも言えるのですが、いつの頃か自然とそれを自覚し、そのポジションで全力を尽くす事で自分の内面のエネルギーが素直に、且つ正直なエネルギーを表現できるという事を感覚的に学んでいったわけです。
もともと、矢面に立ち前に出て表現をしてエネルギーを昇華させる方法に慣れていないし、さほどその行為に魅力を感じる事もなかった・・・・・
しかし私の無意識は何を血迷ったのか、実際に人前でエネルギーを表現するような暴挙に出た。
その流れに任せてもう4年となる。
これもアリなんでしょうね(笑)
まぁどうせ・・・
舞を見ていただくのは神様だ・・・・し、と思えばなんでもできる。
なんとなくですが、神様はどんなモノでも受け止めてくれるものだと私は思っているので、正直であればそれでいいような気がしている。
だから戸隠神社の火之御子社はなんだか一番素直になれる場所なんですよね。
開演時間・・・
裏で座長の白塗りが終わり、みんなが出ていってしまった後、私は一人になり、少しづつ少しづつ・・・内側に入っていく。
気持ちいい・・・・
空気が澄んでいる。
準備する為にこしらえた簡易楽屋の裏横には大きな神木が2本立っている。
その神木の周囲の地面はフカフカで裸足で歩いていると、どんどん自分の内面の世界が広がっていく。
なんだか子供のようなエネルギーを持つ、白いふわふわした感じの丸いものが一杯地面から湧いてくる。
こんなに自由な感覚で踊り始めるのは初めての経験。
エネルギーを出す時にキツイ・・・苦しいと言うのが当たり前になっていたので若干、罪悪感もわいてくる(笑)
あまりにその場のバイブレーションがライトなのに戸惑いも覚える。
私自身も軽い。
一応神様に聞いてみる。
今ね~こんな感じなんですよ~どっかな??大丈夫かな???
もちろん何の答えもあるわけがない。
でも、そういう問いかけをする事で自分自身の今の正直な感覚を自覚していく。
私はいつもあの場所で踊る時に心掛けている事は、、、、、正直である続ける事
私達人間はどれだけしても自然になれるものではない。
反自然物である私が自然に対して・・・どれだけ謙虚になれるか・・正直であり続ける事で世界と仲良くなりたいと思っている。
人は誰しも肉体や環境といった、ある種の監禁状態の中で生きる。
ただ私達はその中でより良い生き方を模索するしかない。
しかし。。。。。それは外と内を分けているから監禁状態だという錯覚に囚われてしまう。
外と内を分けなければ、外と内の境界線は消え去り、監禁状態から解放される。
全てと私は繋がっている。。。。
そういう感覚を私は踊るという事でつかめるような可能性を感じているわけです。
マトリックスではないが
解き放て・・・・
いや違う・・・
「解き放ちたい・・・・」
それを私は祈るしかない。
2本の神木の前でふかふかの地面を踏み鳴らし、、、、
白いふわふわしたエネルギーと戯れているとなんだか「解き放たる」ような錯覚に陥る。
あ~気持ちいい
踊っていて初めての感覚。
ただ素直に正直に・・・・・自由に・・・・
自分のエネルギーを解き放つ事ができる緩やかな心持ちで生きていきたい。。。。そうありたい・・・・と。
今だけでなく、この感覚を持ち続けてこれからの自分のイノチを生きれればいいな~
なんてね( *´艸`)寒々しい事を感じてしまったわけです(笑)
今年の戸隠は私にとって静かに内面の深淵に染み渡った旅でした。
まぁ内面の旅とは別の現実は色々とあった二泊三日の旅でした・・・・
仲間も新しく増え・・・新鮮だったし~ね(^.^)
美味しかった~
面白かった~
キレイだった~
大変だったね~
気持ちよかった~
などなどいろいろとあったけど・・・
それはまた機会があればと言う事で💛
今回の戸隠紀行はすんごい真面目に正直な心持ちを書いてしまいました(^_^;)