少し食べ物の話が続きます。


基本、食べ物の話はあまり好きではありませんが、、、まぁ「あれが食べたい、これが食べたい」「あれが美味しい、あの店に行った」的な話ではなく「食べない方がいい」と言う趣旨の話なのでヨシとしましょう(笑)


コーヒーフレッシュの話です。


基本、巷によくあるポーションに入っているコーヒーフレッシュにはミルクも生クリームも一切入っていません。


ブログでも記載しましたが、主原料は植物油です。


簡単に説明すると乳化剤を入れてサラダ油と水を混ぜ、添加物で白く濁らせ、とろみと香りをつけて、ミルク風に仕立てたものです。


以前、来客用にと会社でコーヒーフレッシュを購入していたのですが。。。。。


買いに行くと常温の商品棚に置いてある。


生乳や生クリームは低温管理の冷蔵の棚に陳列されているのに、どうしてコーヒーフレッシュは常温棚なんだろう???と言う疑問から始まりました。


それから注意深く見ているとコーヒーショップに行っても、店頭に常温で山積みされているコーヒーフレッシュ・・・・・


使い放題って・・・・どれほど安いんだ??と新たな疑問。


で、常温でも腐りにくく長持ちすると言う事は・・・・防腐剤がたっぷり入っているのか??疑問に疑問が・・・・上乗せされ。。。。もう私は疑いの目でしかコーヒーフレッシュ見る事ができないようになっていました。


人間の口に入れるものではないんじゃねぇーーーーの????と疑り深くなり、猜疑心の固まりとなってしまった。。。


コーヒーフレッシュは基本使わない人ですが、それでも気がすまない私は調査開始。。。。


調査開始って言うほどのものではなく、検索すれば数秒で恐ろしい数の件数がヒットした。


難なく5分くらいで調査完了。


その結果に愕然。


なんとまぁ。。。ほんと便利であり、隠し事ができない世の中になったもんだ感心。


コーヒーショップの店頭やドリンクバーなどで使い放題の山積みになっている理由が大変よくわかりました。


主原料の「植物油」を使うことで牛乳や生クリームを使用するよりもはるかに安くできると言うわけです。


実際に原材料を見てみる事に・・・


会社の食器棚にあるコーヒーフレッシュのポーションが入っている外側の袋にだけ書いてある原材料。

主だった原料が植物性油脂・乳化剤・増粘多糖類・pH調整剤・着色料・香料です。


ポーションには書かれていないから、、、、山積みになっていたら使用者は原材料を見る事はない・・・


ちょっと卑怯???


またもや調査・・・・


なんと容器が小さい場合は原材料を表示しなくていいと食品衛生法で決められているらしいです。


コーヒーショップやレストランなどでポーションしか目にしない人は原材料表示を確かめようがない。


落とし穴です。


スーパーなどでは簡単に確認できます。


でも、、、見ませんよね。。。見てもわかりません。


成分表示は一番前に書いてあるものが一番多い成分です。


なので主成分は「植物性油脂」


しかし油と水は混ざりません。


なのでここで登場するのは「乳化剤」


水と油を仲良くさせる有名な「界面活性剤」ですね。


界面活性剤を入れると水と油はあっと言う間に混ざり合います。


乳化剤を使って、油を水で薄めただけでは使えません。


なので一工夫します。


まずミルク風にする為の白い着色料や乳臭さを出す為に香料(ミルクフレーバー)を混ぜます。


でもサラサラじゃーちょっと風合いが弱い・・・・で、とろみが少し欲しい所・・・と、言う事で、「増粘多糖類」が登場して「とろり」感をかもし出します。


仕上げは「カラメル色素」。


ごく薄く茶色に着色することで、いかにもクリームらしい色合いになります。


そして日持ちをさせるために「ph調整剤」を・・・・


しばらくスーパーに行くと、売られているコーヒーフレッシュの裏面を見るクセがついてしまった(笑)


聞いた事もないような名前が一杯連なっています。


まず名称が笑えます。


「植物性油脂クリーミング食品」


植物性油をクリーミーにした食品って事???


まぁ確かにですね・・・・植物油でクリームを作ったらアカンという法律はありませんから、違反ではありませんけど・・・・


加工食品ってこういうカラクリを一杯利用して、消費者の誤解や思い込みを逆手にとって販売していると言う事なのでしょうね。


「植物性油脂クリーミング食品」ってわかりにくいですよね・・・でもこれを是正せず、わかるようにするのではなく、わかりにくくして販売するのが常套手段なわけです。


こういう事ってコーヒーフレッシュだけではありません。


世の中にはこういうカラクリがごまんとありますから・・・・


また話が反れていきますので早々に元に戻します。


そのほかにも「砂糖」「カゼインナトリウム」、「加工でんぷん」、「グリセリン脂肪酸エステル」「カラキナン(安定剤)」など聞いても意味がわからない成分が一杯書かれています。


時々ですね、製品によっては「脱脂粉乳」と書かれているものもあったりしますが・・・・まぁ少ないですね。


こういう話を聞いてしまうとコーヒーフレッシュって使えなくなります。


なので知らない方が幸せだったりするわけです。


しかし・・・・


何故、ドリンクバーやコーヒーショップで取りたい放題で山積みにされているのか???使い放題になっているのか・・・そういう疑問を持つ事は大事です。


このコーヒーフレッシュだけでなく、何の疑いもなく出されたもの、言われたものをそのまま鵜呑みにしてしまう傾向が民衆にはあります。


自分で考える事を放棄してしまえば奴隷ですから・・・・


自分で考えて自分の人生に責任を持つ事が質の良い生活を得る一つの方法なのだと私は思います。


まずは疑問を持つ事・・・・そこからです。


疑いではなく疑問です。


コーヒーフレッシュだけでなく、飲み放題のコーヒーにもカラクリがありますし、弁当などに入っている小分けの醤油も「醤油風調味料」の場合が多いですからね。


主原料は、大豆油をしぼりとった後のかすにアミノ酸(うまみ成分)を混ぜてものです。



こういう事を書き出すと山ほど書けます。。。


神経質な恐れの強い心配性の女だと思われそうなので。。。この辺りで止めて起きます(笑) (^▽^;)


ただ少しでも「むむむ・・・おかしいぞこの味・・・(・Θ・;)」と思ったら追求せずにはおられない性分なのであしからず・・・・・