知人が眼球に炎症を起こしたと言う事で眼科に行ったそうだ。


多少の事であれば病院に行かない人なのですが、目を開けていられないほど痛くなったので受診したらしい。


ちょっとした角膜の傷にばい菌が侵入して炎症が起きたらしい。


本人曰く、結構疲れていて免疫力が弱っていたからだろう~と言う事で目薬軟膏をもらってきたと・・・・・

その病院受診の話の中で。。。。


しかし病院と言う所はホント異様な場所で待合室にいるだけでカラダがドーーーンと重くなって具合が悪くなる場所だねあんな場所によく何十年も居たよね~感心するよと、言われた。


確かに・・・・そう言われればそうだ。


病院に勤めている時は年がら年中具合が悪かった。


場の悪さだけが理由だとは思っていないが、辞めた今となっては本当に近づきたくない場所である。


お見舞いなんかに行くと途端にドーーンと肩が重くなって、みぞおちがキュッと緊張して痛くなる。


なので私も基本、自分の事では病院には行かない。


今の会社に入って15年以上経ちますが、保険証を使ったのは数回しかない。


コンタクトを作る時の眼科が歯医者ぐらいでしょうか。


それ以外では・・・・・記憶では3回受診した。


肋軟骨の亀裂骨折の時。


ちょっとした衝撃を受けてそれから痛くなり・・・くしゃみすると激痛が走り、咳払いすら出来なくなった。


もしかしてやったかな???と確認の為にレントゲンを撮りに行った。


亀裂骨折はレントゲンには写らないので診断には至らなかったが・・・・。


まぁ万が一骨折してたとしても、肋骨骨折は放置して治すしかない。


バキッと確実に折れているのであればバストバンドで固定する事もあるが、基本は時間が解決する。


なので今なら多分、もうレントゲンも撮らないだろう。


無用な被曝をする必要もありませんから。


その時にはまだ病院を辞めたばかりで西洋医学の洗脳から解けていなかったのでしょうね。


二回目は10数年前に胃の調子がずっと悪く、いつまでたって具合が戻らない。


食べたら胃が痛いし・・吐き気もする。
しまいには飲み込んだ時に違和感を生じるようになった。


なまじ医学的知識があるので、嚥下時の違和感は食道に何かあるのか???と疑ってしまったのだ。


で・・・胃カメラを飲んだ。


先生は言った


「こんなキレイな胃を見たのは久しぶりよ」


と・・・・・



それを聞いた途端に不調は解消された。

あの痛みも違和感も全て瞬時にしてなくなった。


一体、あの数ヶ月の具合の悪さはなんだったのだろう・・・・
体調の悪さなんてホントいい加減なものだと実感した体験だった。


気のせいってホントあるんだと。。。。。。



そして最後5、6年前かな。。。



インフルエンザに罹って高熱が何日も下がらずにもうヘトヘトになり・・・・・


熱が高いので口からモノを入れると吐く。
最後は水分も受け付けなくなってしまって・・・


これ??ヤバイ??かもと若干、イノチの危険を感じた時に、胃カメラの時に受診したクリニックにタクシーで行った。


結構、長い間、高熱と闘っていた為、脱水症状が激しく点滴をしましょうと言う事になった。


案外、その先生は良い先生で投薬も最小限に留める傾向の先生だった。


なので点滴の中身はアリナミンだけ・・・・


抗生剤や消炎鎮痛剤などの薬剤は一切入れなかった。


水分だけ入れたら、後は服薬だけで寝ていれば治りますと。


数種類の薬をもらって帰ってきた。


点滴をしている最中からどんどんカラダの辛さが無くなっていった。


点滴ってこんなに凄いんだ~と点滴の凄さを実感した。


外来に勤務している時、来る患者さんのほとんどの人が点滴を希望した。


患者さん達は受診したら「点滴」か「薬」をもらわないと気がすまないのだ。


あの頃はまだ保険点数がゆるめだったので結構な薬剤投与をしても減点されずに、そのまま医療費が国から入り、病院は儲かっていたので、先生も患者さんの言われるがままに投薬をしていた記憶がある。


現在は保険点数も厳しくなって中々難しくなってきているらしい。


そんな事を思い出しながら・・・・点滴の瓶を見つめていた。


点滴がカラダに入ってくればくるほど、カラダはムキムキと元気になっていったのだ。


点滴が終わる頃には具合の悪さが半分以下になっていた。


「こんな楽になるなら、そりゃーみんな点滴してって言うわな・・・・」と実感した体験だった。


経口からの水分補給と直接、血管から水分補給するのとでは身体への効きかたが違うのでしょうね。


その晩には熱も下がり、翌々日には会社に行けるようになった。


それからは一度も病院という場所に自分の病気では足を踏み入れていない。


ただ一年に一回、会社からの検診義務があり、受診させられる。


以前は町のクリニックに受診して、治療に来ている患者さんに混じって検診を受けていたのですが、最近では企業検診専用の病院が近所にできたので、そこに行くようになった。


検診専用の病院は病人の治療をしていないので、雰囲気は会社のような感じで場の重さはないから助かっている。


長々と書いたが・・・・・やはり私は病院という場所が苦手なのだ。


20年近く病院と言う場所で働いていたが・・・・・


辞めた時にはまだ戻るつもりでいた、しかし無意識はそうではなかったみたいですね。


やはりあの一種独特なバイブレーションに耐える事ができなかったのだと今となっては思うのです。


その時には気づかなかったのですが。。。。


病院という場所は治外法権的な意味合いが色濃くあり、患者さんのイノチと引き換えに私達医療従事者は「俺様」根性で患者さんを食い物にしているような場所である。


患者様と最近では呼び、すごく丁寧な対応になってきてるらしいですが、それはあくまでも対外的な話しで本質的は恐らくあまり変わっていない。


要するに「これは商売ちゃいますよ~」と見せかけて、実は新手の詐欺に近い行為で暴利を貪っている商売なのだと。


それも本人達には詐欺をしているなんて一切自覚していないし、反対に良い事をシテイルと思っているから余計に性質が悪い。


人の弱みに付け込んでやりたい放題なのだ。


しかし病院だけが悪いわけではありません。


日本人は病院(医者)が大好きなのです。


何かあったら様子を見ると言う事ができないのですよね。


「とりあえず病院へ」と言う発想になるわけです。


しかしそれは医者にとってはありがたいこと。


そうです、患者と医者、お互いの利害が一致しているから余計に病院ビジネスは反映するわけなのです。


現代は医療費削減という名目で「予防医学」をお上が先頭に立ち、国民に浸透させようとしています。


しかし・・・・・それが本当に医療費削減になるのか??


とっても私は疑問に思うのです。


具合が悪くなってから病院に行くのではダメなんでしょうね。


自覚症状がない未病のうちに、病気を発見して早い段階で医療漬けにしてしまおうという魂胆が見え見えです(笑)


例えば、覚せい剤の売買を商売にする元締めが国で、シャブの売人が病院、シャブ漬けにされた薬物中毒者が私達庶民と言う構図が見てとれます。


健康に暮らしている人の中から美味しいカモを探しているのが予防医学だと私は思っているのです。




もうあの場所には帰れませんね・・・・・たぶん