昨日の唇の皮剥き、親指の皮剥きブログで「腑に落ちる」と言うコトバを書きました。

あるアドバイスと幼少体験を思い出した時に、それが自分の五臓六腑にストンと落ちたということなのですが・・・・・・

その腑に落ちた理解が私の30年来の悪癖にピリオドを打った。

しかし簡単に「腑に落ちた」と言う言葉を使ったのですが、、、、、腑に落ちるという体験は中々これで難しいのです。

ですので・・・・まぁそれにはこだわらず、悩まず、少し問題は横に置いて目の前の事を一生懸命やりましょうね・・・・と書きました。

何故難しいかと言うと・・・・・

腑に落ちると言う体験は本を読んだり、人に教えてもらったりしてできるものではないからです。

もし出来たとしたならばそれは腑に落ちた気になっているだけで、無意識領域の思考や行動パターンにまで影響を及ぼすくらいに腑に落ちているのかというとそうでなかったりする。

要するに腑に落ちた気になっている場合には、また次の日も同じ事を繰り返す。

同じ事で悩み、同じ行動をしてしまい、同じ思考回路で物事を判断する。。。。。

あんなに腑に落ちたのに・・・何にも変わってないじゃん!!ってね。

それは頭の理解でしかないからです。

例えば
幼少の頃から両親に否定ばかりされて育ち、愛を感じる事ができなかったという人がいたとしょう。

この人に「お母さんもお父さんも初めての子育てで、どうやってあなたを育ててよいかわからなかった。でもあなたを心底愛していた事に変わりはないのよ。だから受け入れてあげなさい」的なありがちな正論を言われても・・・・

さてどう思うでしょう。

「そんな事はわかっている」

となりますよね。

お母さんもお父さんも誰よりも自分を大事に思ってくれている事はわかっているけど、わかっているけどそれでも(受け入れる)事ができないから困っている。。。。んだ!!!!!

と言いたくなりませんか(笑)

私はなりました。

母の私への愛は充分に感じていたし、私もお母さんの事が大好き。

でも、それでも生まれてからずっと母に振り回され続けてきた苛立ち、そして自らイノチをたった憎しみ、母への枯渇感そういう気持ちがどうしても払拭できないのです。

要するに人は頭でわかっても腑に落ちないと、自分の中のエネルギーは滞ったまま、その感情は決して流れていかない。

いつまでも澱んだままなんです。

腑に落ちないとエネルギーって流れない・・・・・と、私は体験的に知ったのです。


ではどうやれば腑に落ちるのか・・・・それは「待つ」しかないのですね。
「熟成期間」が必要なわけです。

準備しながらその時を待つ。

また腑に落ちるには理解力も必要です。

「腑に落ちた理解」です。

要するに自分の思考パターンや行動パターンをちやんと気づいた上での理解の仕方と言う事です。

まぁ基本はどんなやり方でもOK。

自分自身が納得して肯定できればそれでOKです。

納得の仕方や肯定の仕方・・・・・

それがわからない(笑)・・そうですよね私もそうでした。

とっても時間がかかりました・・・・・
薄皮を一枚一枚剥くように無意識を剥いていく作業ですから。

こんな面倒な事は誰でもやる必要はありません。

問題を抱えて困っていなければ無意識なんて触る必要はありません。

しかし、自分を本当に変えたいと思うなら・・・・・一足飛びにはいかない・・・・と言う事です。

納得の仕方、肯定の仕方、腑に落ちる納得の仕方・・・そういうことができるようになるには・・・・・


やはり自分のエネルギーを十全に使い切るような行動をしていくしかありません。


ただただ瞑想して内観してもダメです。(多分)


外側に向かっていかないとね。(これは昨日なんども書きました)



昨日の記事はなんか簡単に変化できるようなイメージで書いてしまいましたので、少しだけ付記しておきます。


私は七面倒臭い自分自身の内面の掘り下げを散々やってきました(笑)

それを通り過ぎて現在・・・・
自分の内面ばかり見てもアカンのや~と言う事がわかりました。

外側を見ないと自分の事はわからないし、外側に対してエネルギーを使わないと自分は変わらない。

自分の持っているエネルギーを十全に使いきる事がイノチを生きるという事で、それがイノチに対しての礼儀とも言える。。

十全にエネルギーを使いきれば無意識は開放されて次のステップに進む事ができるのだと思うのです。

頭でなんとかしょうと思っても中々難しい。

心と頭と身体をフルに使って生きていく事・・・・それがイノチなんでしょうね。



私の体験である親指剥きの事、、、、
無意識を散々掘り下げて行った経緯など・・・・
下記の本に一部掲載されています。


自分探しの方法は自分を探さない事。
自分になる事・・・・
自分の生命に接近する事・・・・

呼吸を通して私達はイノチに接近できるのですね。

そういう事が書かれています。

自分探し・・・
ありがちな微妙は言葉ですが、
自分ばっか探してんじゃーねぇよ的な本です(笑)( ´艸`)


是非読んでみてね( ̄▽+ ̄*)

自分探しの呼吸法/高橋 実

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