今年ももう終わり・・・と、言っても全然終わりじゃ~あらへんです。


イノチ続く限り生きていきますからね♪


毎年、この時期になると一年を振り返ります・・・・が、なんだか怒涛の年末を乗り切り、昨日が仕事納めだった為、脳内のモードがまだ切り替わっていないので中々、一年を振り返りまでに至りません。



ただ昨年も今年もテーマは「繋がる」でした。


ちゃんと繋がる事ができたのか・・・・中々難しい所です。

要するにエネルギーの交流が不得意なんですよね。
対外的にはちゃんと交流しているように見えます。


しかし自分の中でのヒット感みたいなものを追及すると、こういう交流の仕方を目指しているわけではありません。


言葉で表現するのは難しいのですが、自分の中で自動的に行われる正誤の判断の枠から出た交流ができるかと言う事です。


もちろん私は人間ですから。。。。喜怒哀楽がありそれを随時表現していく事は間違いではありませんし、使うために用意されたものだと私は理解しています。


ただその喜怒哀楽に振り回される事は避けたいと思うのです。


あと一日ありますので、もう少し今年を振り返ってみたいと思います。





話は少し変わりますが、少し前にテレビをつけたら、たけしの病気にフォーカスした番組をやっていた。


見ていると怖くなるので・・・・普通なら消してしまうのですが・・・・


内容が社会のマジョリティー的意識がよくわかる内容だったので最期まで見てしまった。


薬に関する飲み合わせの内容なのですが・・・・・番組の内容の趣旨に共感するというよりは・・・・


こんなに日本人って薬が好きなんだと改めて思い知った。


巣鴨で高年齢層の男女にインタビューをするのですが、どの人も2種類以上の薬を持ち歩いている。


多い人は10種類くらいの薬をピルケースに持ち歩いていた。


もしかすると番組内で放送された人は薬を持っている人ばかりをチョィスしているのかもしれませが。。。。それでもたくさんの薬をたくさんの人が持ち歩いているのにかなりビックリしたのです。


私は10代後半から西洋医学にどっぷりつかっていた。


と、言うよりも西洋医学を信じて、専門的に勉強して病院勤めを15年やった。


病院は病気を治す所で薬は病気を治すツールだと思い込んできた。


抗がん剤だって、ガンを治すものだと思っていた。


とんでもない勘違いをして私は15年もの間、患者さんに投薬をやってきたわけです。


もちろん私の指示ではありませんが・・・・医者の指示を疑う事もなく・・・それに従ってきたわけです。


そして自分自身も薬物のジャンキーになっていったのです。


法に触れるようなドラッグはやってはいませんが(笑)


法に触れるようなドラッグと同じような化学式成分で合法的なものは病院で処方されていますからね・・・・


そういうものは必ず依存性があるわけです。

私は主に胃薬、鎮痛剤、睡眠薬に依存していた。


風邪薬と言われるPL顆粒だって、ちょっと風邪気味と言うだけで飲むのは当たり前。


薬に手を出すハードルがめちゃ低いのです。


何か体に不具合があったら簡単に飲んでしまうのです。


安易過ぎました(^_^;)



一般的に言う、風邪薬と言うのは「喉の痛み、咳、痰、発熱を抑える薬であって、風邪そのものを治す働きがあるわけではありません。


そもそも風邪を治す薬は存在しません。


治るのを待つしかないのです。


そのセオリーは風邪薬に限った事ではありません。


私が依存していった鎮痛剤は痛みの原因を治す薬ではなく「痛み」という症状を抑える薬です。


下痢が止まらずに病院に行き、もらう薬は下痢止めと言われる薬。


しかしそれは『下痢』という症状を押さえるのであって、下痢の原因を治すものではない。


腸の動きを止めてしまうのです。

下痢が治ったら今度は便秘と言う人もいます。(笑)


今、流行ってるノロもそうです。


治す薬はありません。

脱水にならないように補水しながら、痛みを緩和させて治るのを布団の中で待つのみ。



症状は結果ですから結果にアプローチしてもアカンわけです。


そもそも不定愁訴なる症状を治す薬はない。


ただその症状を押さえ込む薬はあるわけでそれを治す薬だと勘違いして患者は喜んでそれを飲む。

ただ抗がん剤は特殊で、『ガン』そのものの増殖・・・進行を押さえる働きがある場合もある。


が、それも根本治療ではない。


なんとなくそれで小さくなったりする事もあるが、反対に免疫細胞も縮小してしまい余計に危険な場合もあるのだ。


つまり、薬とは病気を治す手伝いをさせるツールであり、病気を治すツールではない。


治すものでないのに日本人はその薬が大好きなようだ。


以前、老人病院にいた時に薬が出ないと不安になる患者さんが多く、なんでもいいから出してくれ。。。と医者にせがむ一幕を何度も見たことがある。


医者が薬を出さなかったり、注射や点滴をしてくれなかったらヤブ医者だとか、あの医者は親切ではないと言われて途端に病院は流行らなくなったりするものだ。


言葉は悪いが病院に行ったら何かしてもらわないと気がすまない貧乏根性の高齢者が多いのが日本の特徴なような気がするわけです。


兎に角、薬が出せなかったらシップでもいい・・・的(笑)な感じなんです。


それは今も変わらないようですけどね。。。。


以前に比べると診療報酬の制度がかなり変化して病院も慈善事業ではないので、無駄な投薬でもしないと報酬が稼げないと言う背景もある。


無駄な治療をしない事には病院経営が成り立たないという現状があると思うのです。


びっくりするのが、、、、


日本人の人口は約1億2千万人で世界の人口70億人から考えると、たかだか1.7%。


にも関わらず、世界の薬の約30%を消費しているのが日本人なんだそうだ。


世界で有数の高齢国家だけどね・・・・それでも多すぎる。

薬漬けになってしまっている日本人。


なってしまっていると言うよりは「されてしまっている」のかもしれませんね。

日本人が薬漬けになる事でメリットになる側の人間がいるのでしょうかね。(笑)


ただ私は無用な陰謀論説が好きではありません。


ですのでこれ以上は書きませんが、大きな力による陰謀であっても・・・・一人一人が自立して自分の体は自分で責任を持って取り扱うという知的レベルをあげることはできるはずです。


もちろん日本人の平均寿命は世界でもトップクラスまで上り詰めています。

これを医学の進歩だという人は多数いるでしょう。


でもですね・・・・それと薬の過剰摂取とは意味を同じにしてはいけないように思うのです。


私が病院勤めをしている時に日々感じていた事は私達が治しているのではないと言う事でした。

その人のイノチの強さなんです。


もうダメだと思っていても不思議と元気になる人もいるし、どんなに手厚い治療をしても、どうにもならない事がある。


それはその人のイノチの力だと・・・・


なので病気を治すのはその人、本人なんだろうな~なんて日々実感していたのです。


もちろん身体を維持するための栄養や水分の補給など必要な治療は、その人のイノチの炎を消さない手伝いとしての医療の仕事です。


しかし最終的には生命力・・・・この言葉に尽きるんだと。。。。


要するに薬では病気は治せない。

それどころか、返ってデメリットにもなっている事に人は気付いていない。


基本的に病気って何らかの意味があってカラダに現れている。


無意識の声が具現化された結果です。

薬はその声を無視し、症状を抑えている。

自分を無視して誤魔化しているのですね。


私も偉そうな事は言えません。


医療従事者と言うのは往々にして簡単に薬を飲む傾向にある。


特に鎮痛剤の中毒であった私は、そこから離脱するのに3年以上もかかった。


離脱に取り組んでいる最中はかなりきつかった。

よく三年で離脱できたものだと思うほどきつかった。


現在はあまり無理せず、、、、痛い時に飲むようにしているが、、、、離脱中はどんなに痛くても我慢した。


飲めば又はじめっからですから。。。。自分を誤魔化すのをやめると決めましたから・・・


自分の身体の痛みにちゃんと向き合う為にはやはり鎮痛剤は邪魔になります。


痛み


と言うのはカラダからのシグナル。


それに耳を傾ける・・・苦しいですけどね。


それを三年間続けました。


色々なことがわかりました。


それからもう3年・・・・身体の声がよく聞こえるようになりました。


自分の無意識の声もなんとなく聞こえるようになりました。


薬は誤魔化すツールとしては本当によいツールですが、ごまかし続けるといつかどんでん返しが来る。。。


そうなる前に、身体の声、、、心の声を聞いてあげる事が大切なのです。


薬を飲む前に自分の胸に手を当ててみる。


なんで痛いのか???とね。


ココロの声を無視してココロとカラダを騙し、働く。


生活の為・・そう言われれば何も言い返せませんけどね。。。。私からしたら『非常識』としか言いようがない行動だと感じるのです。


病気を治す基本は養生。


簡単に言えば、カラダを具体的に休ませると言う事です。


病院の薬や高価なサプリを飲む前に「休む」これが一番の薬です。


もちろん口から入れるものも大切


そうです「食養生」ですね。


駅の売店でドリンク剤を買っていっき飲みして電車に乗り込む人達・・・・・


必要以上にサプリや薬によって自分の身体の声を無視し押さえ込み、感じないようにして働く。


日本人はサプリメントも大好きですよね。


休みなさいと言う心の声がまぁ一番多いでしょうが、他にも色々とある。


不平不満・・・怒り・・・憎しみ・・・簡単には文章にできない心の問題が身体を蝕んでいる。


私がそれらを語るにはおくがましいほどに問題は簡単ではない。


人それぞれトリップしている事は違うし、そしてパターンも違う。


なので・・・・それを全部自分ひとりで抱え込み、自分の内側の声を聞くのは簡単ではない。



自分一人が作り出したものではないからです。

無視するしか方法がない場合だってある。


ただそれを必要以上の薬によって押さえ込んむ事が問題だと思うわけです。


そうなればその薬はもはや、合法な『麻薬』の域に達している。


過剰投与されている薬の問題の解決策をここで簡単にだす事はできません。


しかし一つ提案できるのは
・・・・


モノに溢れた豊な日本国です。


身体も同じ。。。。。溢れかえって今にも溺れそうな雰囲気の身体。


身体に何か補給し取り入れて健康になっていくと言う方法は現代人にはあっていないように感じます。


ココロもカラダも無駄なものをそぎ落としていく。。。。


出す事を重視した方が毎日を気持ちよく生きていけるような、、、、そんな気がします。


医療費削減にも一役かう事でしょう。


それで困る人ももちろん出てくるのは必須ですが。。。。全員がOKなんていう事はこの世界にはありません。


また違う方法で困らないようにしていくしかないのですからね。。。。。



『食生活』

『睡眠』

『ストレスの緩和』

『環境の整備』


薬やサプリを取り入れなくてもできる健康法がある・・・・


面倒がらず・・・・ちょっとした思い込みを変えてみるのもいいかもしれませんよ。