5台の車を連ねて一同が移動するのはほんと大変。。。


戸隠に入る前に小布施に寄り、葛飾北斎の記念館に行ったり、岩松院と言うお寺の天井絵の八方睨みという龍の絵を見たりと観光気分を味わった。


日頃から観光なんていう習慣がないし、まして集団行動である。。。。

車一つ止めるのも5台を止めるのは大変だし、ご飯を食べるのも一手間二手間と・・・・かかりスムーズには行かない。


14人分のテーブルを用意してもらうだけでも時間がかかる・・・・


まして子供を連れているしね・・・・・

なんだかとっても新鮮な感じでとっても楽しかった。


大勢の仲間とすったもんだしながら色々な事柄を進めていくのって面倒だけど、なんだかとっても充足感があるのだと思った。


何をしててもシェアできるっていいな~なんてね。


一人で美術館めぐりするのももちろんOKだけど。。。。

一つの絵を見て思った事をすぐにシェアできるっていいな~と。


北斎の絵を見ながら「なんで鮭の切り身と椿なんやろ???」とかね(笑)

別に答えが欲しいわけでなく思った事を口できるって仲間だからなんだな~なんて思うのですよね。


ご飯食べて、、、、「美味しいね」「重いね~」なんて何の気なしに言えるのもうれしい。


最近では2歳児の福寿も一緒に旅に出る事も多い。


これもまた一つの清涼剤。。。。。

なんだかほんわかホカホカ・・・・・・


もう何を話したかなんて覚えてないけど、、、ずっと喋ってた車中。


一人でももちろんOKだけど、大勢も楽しい。


どっちでも楽しめる。。。。

どっちでもOKを出せて、どっちでも気分よく過ごせる器にやっと50を前にしてなってきた自分に少し安心した。


このまま殺伐とした精神で死ぬまで行くのか??と恐怖を感じていた私としては大きな気づきでもあった。


小布施観光・・・・・このあとの土砂降りの鏡池に関する物語はタカハシさんのブログ を参照してください。


壮大な物語が展開しています。


私は私の内側の物語をこのままタカハシさんのブログと平行して綴ってまいります。


この後・・・・・・一座は戸隠へ・・・・


ゴロゴロ言い始めポツポツと雨が降り始めた。


今回も昨年と引き続き、九頭竜さんの歓迎を受けている感が・・・と思いきや・・・・歓迎どころか・・・・


九頭竜さんに先導されて戸隠に入った!というほどのバケツをひっくり返したような雨の中、車を走らせた。


ワイパーもきかない、前が見えない・・・・そんな中、一本の電話が


「雷なってるから、今から鏡池ね~」


それだけ言ってプツッと電話が切れた。


意味がわからない・・・・・「なんか今から鏡池に行くって言っている」

ドライバーは無言。


とりあえず私達一座は基本「NO」はない。


滝のような雨の中を通り抜けながら、なんとか前の車についていく。


少し小降りになった頃に鏡池についた。




おとりの人間万事塞翁が馬


何をするのかもわからないけど、とりあえず車中で靴を履き替え、合羽を着て表に・・・・


鏡池に行くと、、、嬉しいそうに座長のタカハシさんが空を見ている。




おとりの人間万事塞翁が馬

鏡池に落ちる雷を見たかったらしい。

まぁ見れなかったのですが・・・・・・


それから宿へ・・・・こんな感じで一日が終わった。