少し原発の話が続きます。。。。。。



結構・・・・危なっかしい雰囲気がガンガン伝わってきます。


どうしてかわかりませんが、なんだか原発あぶねぇ~んじゃ~ねぇの・・・・・と言う感覚が湧いてくるのです。


もちろん色々な情報もあぶなっかしぃものばかりですが、何よりも私の感覚的な雰囲気がゾワゾワしてしまうので落ち着かない。


自分の何に触れているのかわかりませんが、どうもこの感覚は落ち着きません。


なので一応、吐き出しておきます。


一個人の無意識ですけどね・・・・ガス抜きすることで公の無意識にも影響があればいいな~と思いつつガス抜きしておきます。

・・・

先日のニュースで米有力議員から日本の駐米大使に「福島第一原発の危機的状況を回避するために日本は国際的な支援を要請すべきだ」と書簡を送ったそうだ・・・・


ウォールストリートジャーナル日本版から・・ですが・・・



福島第1原発の状況はどのくらい危険なのか。


4月に視察を行った米上院エネルギー委員会の有力メンバー、ロン・ワイデン議員によると、非常に危険だという。


ワイデン氏は藤崎一郎駐米大使にあてた16日付の書簡で、同原発の原子炉建屋が再び地震や津波に見舞われれば、崩壊し、「当初事故よりも大規模な放射性物質放出」が起こる恐れがあると警鐘を鳴らした。


特に、日本は動きが遅く、危険な核燃料棒を原子炉から取り出していない。


米国はスピードアップに向けた支援をすべきだ。


ワイデン氏は藤崎氏のほか、スティーブン・チュー・エネルギー長官、ヒラリー・クリントン国務長官、 原子力規制委員会(NRC)のグレゴリー・ヤツコ委員長への書簡でもこう訴えている。


東京電力の広報担当者は書簡についてコメントできないと述べ、同社としては行程表を着実にこなすことしかできないと説明した。外務省はコメントを控えた。


福島第1原発では、昨年3月11日の地震や津波による停電を受け、原子炉3基でメルトダウンが起こった。


同3基の核燃料の多くは溶けて圧力容器の下にたまっていると考えられている。


悪い状態だが、少なくとも容器が放射性燃料と外の世界を隔てている。


ただ、事故のとき保守のため閉鎖されていた4号機では、核燃料棒はこうした容器の中ではなく、屋上のプールに保管されていた。


この「使用済み燃料プール」の水が、燃料棒を低温に保ち、外の世界から遮断しているのだ。


しかし、水が漏れたり、地震でプールが崩壊したりすれば、この燃料すべてが外の空気にさらされ、過熱し、大量の放射性物質を放出するだろう。


他の原子炉にも使用済み燃料プールはあるが、量は比較的少ない。


東電によると、4号機のプールを分析し、建屋を補強する必要はないとの結論に至ったが、補強を行って安全余裕(耐震強度)を2割高めた。


できるだけ早期の燃料棒取り出しに向けて動いているという。


すべてが行程表通りに進めば、14年に作業が始まる可能性がある。


ただ、ワイデン氏によると、この日程は使用済み燃料をすべて取り出す作業に最大10年を当てている。


同氏によれば、あまりにリスキーな長さだ。


同氏は藤崎氏あての書簡で、「この日程は、また重大な地震関連の事象が起こると考えた場合に、甚大で継続的なリスクをはらんでいる」と警告。


「同原発の本当の地震リスクに対する過小評価は深刻であり、未解決のままだ」としている。



以下はヤフーニュース



福島第一原子力発電所を4月6日に視察した米国のロン・ワイデン上院議員(民主党、オレゴン州選出)は16日、同原発の危機的状況を回避するために日本が国際的な支援を要請すべきだとする書簡を藤崎一郎・駐米大使に送付したことを、自身のホームページで明らかにした。
 
 米上院エネルギー委員会に所属するワイデン議員は、同様の書簡をスティーブン・チュー・米エネルギー庁長官やヒラリー・クリントン国務長官、米原子力規制委員会のグレゴリー・ヤツコ委員長にも同日付けで送ったと言及。米有力議員による警鐘は、国際的にも大きな注目を集めることになりそうだ。


 ワイデン議員が特に問題視しているのが、1300体を上回る使用済み核燃料が存在する4号機の核燃料プール。ホームページで同議員は、再び大きな地震が起きた場合に重大事態になる可能性があるとしている。
 
 4号機の使用済み核燃料プールについては、代替冷却設備が原因不明の自動停止を起こし、設備が故障・冷却液が漏れるというトラブルが4月12日に発生している。


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政府はなんとか大飯を再稼働させようと必死です。


しかし今、必死でやらなければならないことは、昨日も言いましたが福島第一原発の収束です。


4号機の燃料棒を取り出して安全な状態にすることが急務だと各方面から指摘されているのに、今の予定では10年もの歳月をかけるという工程表。


その間に何が起こるかもわからないのに、10年もかけるなんてあり得ないでしょ。


ワイデン氏が言うようにリスキー極まりない。


各国がこぞって「危ないじゃ~ないか!!!」と言っているのに「いや、危なくねぇ~よ」とわけのわからない理屈で無反応な日本国。


この危機管理の無さがどうも恥ずかしい。


そしてもしかしたら世界を混乱に陥れるような事態になるかもしれないという福一の状況の中でもなお大飯原発の再稼動と言う論点ズレまくりの様相を示し・・・・地元の人も再稼動して欲しいという意向が半数以上。。。


これもまたリスキー。


しかし地元の人には罪はない。


ある意味被害者である。


原子力マネーに毒された人が、原子力発電所を誘致する村、町の地場産業を勝手に原発だけにしてしまい、それでしか食べれないような土地にしてしまったわけです。


なのでそうした張本人である国も県も町のエライ人も原発に依存した町を正常の形に戻してあげることが必要になる。


正常の形と言うのはまた難しいのですが。。。。


原発依存から離脱するのはキツイでしょう。


他人事だからこんな事が簡単に言えるのだと私自身が自分の書いているものを読み思うほどですから。


ドラックの中毒から離脱するよりも難しいでしょう。


もうどうやって町を原発以外で成り立たせていくかが誰にもわからないからです。


個人の力ではどうにもなりません。


国、県、企業が入り産業を作っていくしかありません。


離脱する時の禁断症状もあるでしょう。


でも、それをやらなければ原発から離脱できませんし。


第二の福島になるかもしれない危険性を孕み、その不安と隣り合わせで、原発近隣の町、村は原発のお金で生計を立てていく。


すっきりしませんよね。


そして町の住民を反対派、賛成派に二分化してしまう居心地の悪さのまま生活する様はストレッサーの元ですよね。


精神衛生上よろしくありません。


先日・・・否定批判からはもう物事は変えられないと書きました。


しかしNoを言う事は大事なことです。


「私は要りません」

「私はこうしたい」

「私はこうありたい」


そういう風に一人一人が明確に自分の立位置をしっかりとする事は大事な事ですから。。。。


批判ではなく自分はどうしたいのか?


それを一人一人が問い続け、その答えの元に動いていくしかないと思うのです。