もう今年も後2ヶ月で終わりです。

ほんと一年が早い。
特に今年は早くてびっくりする。


世界情勢から個人的情勢まで多岐にわたり激動の一年でした。


個人的には最後の最後にこれ???みたいな事もあり、まだまだ落ち着きませんが、それでも毎日丁寧に目の前の事をこなしつつ、それを楽しみながら今在る事を感謝して前に進むしかありません。


さてさてなんだかほんと時間が経つのが早い・・・・


だって小学校6年間ってむっちゃ!長かったように記憶する。


まだ終わらないのか。。。。まだ終わらないのか・・・とため息まじりに感じていた。


そして大人になった今は誰もが

「時間が経つのが早い」とため息混じりに嘆く・・・・

嘆くは大げさですけどね(笑)


年々早くなると誰もが言います。


どうして年をとると時間が早く感じるのか・・・・・なんだか不思議になる。


どうして60秒が1分で60分が1時間・・・・24時間が1日で・・・・365日が1年。


このように時間の概念は世界中どこに行っても変わらないのに、人間の時間感覚だけが変わるのか。


諸説色々ある。


体重に比例する、心拍数に比例する…寿命の振り子の幅が短くなるからとか、加齢によるもので人間の時間間隔は年齢に反比例する、日常の新しい事の発見の数によって時間間隔が違うとか、宇宙船に乗っているのと同じだとか・・・・などなど・・・・


どの見解も個人的な見解です。


誰もが感じている感覚であるにも関わらず、明確な統一した答えはない。


まぁ感覚的な話なので、どんな見解でも成立する話であるとも言えるのでしょうね。


私的には「加齢」による「代謝の低下」が一番、腑に落ちる見解なのかな~なんて思うのです。


私達は生まれて、細胞分裂をしながら成長していきます。


肉体的には生まれて20歳くらいまでは凄いスピードで細胞分裂し成長していきます。


もちろん意識の成長も見張るものがあるでしょう。


毎週木曜日に私は舞踏の稽古に行ってますが、その稽古に生まれる前から参加していた子供がいます。


今は2歳になりますが、母親のお腹にいるときから踊っていた子供です(笑)


今も毎週通ってきてそれなりに踊っているわけですか・・・・・


彼を見ていると毎週なんかが変化成長しているのでびっくりするのです。


先週できなかった事ができるようになっている。


あきらかに背が高くなっているし・・・


歯も見る見る間に増える。。。。


変化の連続です。


挙句に先週はバイバイができなかったのに・・・・今週は自ら「ばいば~い」と手を振ってくれるのです。


言葉も少しづつ出てくる・・・・・


誰も教えないのに自我が勝手に芽生える。


これってスゴイ事だと私は思うわけです。


脳のシワが猛烈に増えているのでしょうね。(笑)


50にもなろうとしている私は先週も今週も変化している事と言えば退化です(笑)


なんか腰イテェ~とか・・・・ほうれいせん深くなってるしとか・・・・・鼻毛まで白くなってる・・・とか・・・・


進化と退化・・・・・退化する大人と進化する子供では肉体的な時間の流れが違うわけですから感覚的な時間の概念も変化するのは当たり前のような気がするわけですよ。(私的にはね)


それにココロもそうでしょうね。。。。。。。


様々な体験をしてきて、ちょっとしたことで心が揺るがなくなった。


年をとると怒らなくなると良く言われます。

丸くなったってね。


それが大人になり成長すると言う事なんでしょうが・・・・


心の揺れ幅が小さい分、感情は落ち着くのですが刺激が少なくなる。


年とると変化がストレスになる。


今日と同じの明日でいいと思う…惰性で生きがちになる。


惰性だと時間感覚はきっと早くなります。

周りの景色を見ていないですからね。


多分。。。

私達は生まれて成長し、成長が止まり今度は老いていく。


この身体プロセスの変化と、様々な体験の中で変化していく心、意識。


この一生を通して流れている時間はきっと同じ速度ではないのだろうな~なんて思う。


時間と言う概念は同じでも時間を体験する側の人間にとっての時間は人それぞれで違う。


昔と今でも違うでしょう。


江戸から何日も歩いて伊勢参りをする時代と、3時間で伊勢参りできる現代では時間の感覚は違って当たり前。


600kmもある場所に3時間で行くと言う事はどれだけのエネルギーを使っているのか・・・・・


エネルギーを使えば使うほど時間が早く進むと言う論理があるそうです。


私もその見解にはとっても納得が行くのですが・・・・・


私達の世界にある時間とは

同じ速度のベルトコンべヤーに乗せられて自動的に前に進む仕出のお弁当とはきっと違うのだ。


もっともっと自主的で主観的なものなのではないか・・・・と思うわけです。


私達人間が体験する時間の速度が変化するのは、やはり私達の心が時間を操作しているとしか思えない。


操作していると言ってしまえば御幣がある。。。時間すらも人間が牛耳る事ができると言う意味ではない。


コロコロ変化する人間のココロが勝手に時間を作りだしているだけ。


エネルギーの使う量で時間の進み方は違う。


むちゃくちゃ忙しいと早く時間が過ぎる。


浜辺のチェアーに座り海を眺めながらのんびり日がな一日を過ごしていると時間はゆっくりと進む。


やっぱりエネルギーの消費量と時間の進み方は比例している・・・・・


なので、あんまり忙しくしていると早く年を取るんじゃ~ねぇ~のか?・・・・・


アカン。。。。。すんごい早く年とってしまうぞ・・・・

ブレーキブレーキ(焦)