うちの会社では昼休みをきっちり一時間取る事が中々難しく、昼ごはんを飲む勢いでかきこんで終わる事もよくある。


本当はよくないのは皆、わかっているのですが、やはり小さい会社で少人数でまわしているので、そうゆっくりも食べていられません。


なので昼ごはんを「飲む」というクセがついてしまって、暇な時でもなんだかのんびりできない性分になってしまっている私達・・・・・(笑)


以前、病院勤めしていた時もそうでした・・・・・・

救急外来でしたから。。。。。ゆっくりなんて食べてたらいつ食べ終わるかわからない。


とりあえず胃にモノを入れておけば空腹を感じなくていい的で味わうなんて事からは程遠い毎日だった。


そんなクセは日常生活にも根強く残り、自宅で食べていてもゆっくり食べるのが苦手になった。


しかし・・・・もうそれは止めようと・・・

必ず食休みをするようにクセ付けた。


アーユルヴェーダー的にも食休みはとっても大事な事で、このブログにも何度も書いてますけどね・・・・


食べ終わった後の身体の内部は大変忙しくなっているのです。

そうです、カラダ中の細胞総出で消化という大切な仕事をしているのですね。


その体の仕事を邪魔をしないために、食後少なくとも5分~10分はその場でゆっくりと過ごし、すぐに席を立たないようにします。


理想的にはその後10分~20分軽く歩くとより消化の手助けになり、しっかりと消化吸収できるためアーマがたまりにくくなるのです。


食べてすぐにシャカシャカと動くと、体のリズムを崩し消化を妨げてしまいます。


消化しきれなかった食物残渣はアーマ(老廃物=毒)として身体に蓄積されてしまう。


動いてしまうと、体は消化に集中できなくなってしまうからです。


食休みの方法ですが・・・5分間、横にならずに座った状態で目を閉じてゆったりと休むことがコツです。


テレビを見たり、携帯をいじったり・・・・・横になったり、そのまま寝てしまったりするような事にならないように、たった5分でも食後は静かな時間を作るように心がけるとよいでしょう。


どうして横にならない方がいいかと言うと・・・・ですね。。。。

カラダは食べ物を入れると重くなります。


ドーシャで言うところのカパの質が増えるのです。横になるとこのカパをさらに増やす事になるのです。


ドーシャのバランスが崩れるということですね。
カパが増えると消化不良をまねき、カラダもココロも重くなります。


元々カパ体質の人は食後の昼寝が大好き傾向、、、体調がよければ問題はありませんが、もし消化不良気味で胃腸に不快感がある場合や身体にいつも倦怠感があるという方ですと、座位のままの食休みを心がけ、後は少し歩くようにしてみると、身体は徐々に変化してきます。


昔からの言い伝え


「食べてすぐに横になったら牛になる」は、なまじ嘘ではないようです。


まぁ牛になってもいいですけどね(笑)