私が今、実践している健康法の半日断食と温冷浴は基本的に西式で行っています。


断食はファスティングという名称で今、とっても流行っているようなのですが、これらも西先生の考え方がベースにあるように感じます。


「健康法」という名前自体、西式が最初だという説をどこかで読みました。


西先生は私が生まれる数年前に75歳で亡くなられているのですが、今も廃れずに様々な人が実践し、推奨している事を考えるとやはりそれなりのパワーがある理論なんだと思います。


一時の流行というようなものではないということですね。



西式で治療をしている医師や鍼灸師や整体師もいて、難病が治癒しているという実績もある・・・・


その総合的で深淵な治療法は他をよせつけず、後世に及ぼした功績は多大なるものがあるように思います。


金魚運動をする健康器具が昨今売られていますが、あの金魚運動も西先生が唱えた健康法です。


西式健康法は代表的治療法ですが・・

【食事】

断食療法、生食療法、腸内の浄化(スイマグ)などなど・・・まだまだ色々あります。


【運動】

西式六大法則(平床寝台、硬枕利用、金魚運動、毛管運動、合掌合セキ運動、背腹運動)、温冷浴法、裸療法

【精神】

合掌四十分行、弛緩態勢四十分行 等 (これは結構修行僧に近い感じです)


これらは主なもので、まだまだあります。

知れば知るほどストイックです(笑)


問題をかかえていなければ足を踏み入れる必要のない世界だと私は思っています。


ただ困った時にはこういうのあったな~なんて思い出してくださいね。

病院に行かなくても案外早く治ったりするものです。


ただこの西式は白湯も火食(加熱食)もダメなんですよね(笑)


要するに生野菜と生水です・・・・・

でもそれはどうも白湯同盟会長としては実践は難しいので・・・・

半日断食と温冷浴のみということで・・・お許しいただきましょう。(°∀°)b


長くなりましたが・・・・温冷浴です。


温冷浴・・・・・正直な話、結構効果あります。


熱い。。。まぁ熱くなくてもいいのですがお風呂に入ると身体が温まり毛細血管が拡張します。


これは身体が体温上昇を防ごうと、肌の血流量 を増やして体熱を逃がそうとするためですね。


反対に冷たい水に入ると毛細血管は収縮します。


体温を逃げるのを防いでいるわけです。


この身体に備わった機能を活用する健康法なのです。


お湯と水と交互に入る、もしくはシャワーで交互に浴びる事で、毛細血管は拡張と収縮を繰り返して丁度ポンプの役割をするのです。


血液を戻してくれるのです。


その結果、全身の血行が高まり疲労回復に一役買うわけですね。

そして温浴時には体液はアルカリ性傾向(副交感神経優位)に冷浴時には酸性(交感神経優位)に傾きます。


これを交互に繰り返すことで体液のPHのバランスを整えて自律神経のバランスを整える。


やってみるとわかるのですが、身体のスッキリ度と軽くなる感じは顕著にUP!・・・・そしてカラダがホカホカします。


これは血行が良くなっているという証拠なのです。


小さい頃にしもやけになると、水とお湯のバケツに交互に手を入れる方法を薦めるお医者さんがいましたね。


血流をよくしてしもやけを治そうとする民間療法ですね。。。。



温冷浴は夏場からはじめると楽です。


私も夏からはじめました。


大半のお家には風呂桶が一つしかありませんからシャワーや洗面器で水をかけるか、もう少し高度なやり方がいいならばバケツに水を張って四肢(手足)をつけて頭からシャワーで水をかぶるという方法がいいでしょう。


最近の温泉や銭湯には水風呂があるところも多いですからね、一週間に一回くらいはそちらに出向いて本格的にするのもよいでしょうね。


最初から冷たい水を浴びると次が続きません。

少し温度を上げて徐々に足元から水をかけて慣らしていきます。


二回目、三回目になるとだんだん楽になってきます。


入浴時間は1分交代です。


シャワーの場合には足先→お腹→右肩→左肩を各5秒前後かけていき、このローテーションを二回繰り返すと1分弱になります。

洗面器だと一杯づつ2ローテーションかけるといいでしょう。


回数は9回です。


【冷】【温】【冷】【温】【冷】【温】【冷】【温】【冷】


必ず【冷】で終わります。


8回目の【温】は5分~10分で9回目の【冷】は10秒ほどでサッと終わらして上がります。


この9回というのがポイントで、効果を最大限に引き出す回数なんだそうです。


もちろん9回以下でも以上でも良く、自身の感覚でいいのですが、いずれにしても「冷」で終わらのが鉄則です(笑)


それとはじめから冷が辛ければ温から初めてもヨシです。


湯の温度は40℃~43℃、水は14~15℃が理想的ですが、辛い時には20度くらいから初めてください。


決して無理しないように時間をかけて、正規の温冷浴の時間に近づけるようにすればOKです。


ゆるゆるで楽しくやるのが健康法の醍醐味だと私は思っています。


健康オタクとしては身体の変化を楽しむ・・・・・・・( ´艸`)これが基本です(笑)



また疾患のある方はやらないように。。。。例えば高血圧とか心臓病とか肝臓病、腎不全などなど・・・・


あとは高齢者、幼児、疲れすぎてる時や飲酒時もやってはいけません。


こんな感じでしょうか・・・・・





ただ身体の不調は精神が大きく関係しています。



「病は気から」と言う諺があるぐらいですから・・・・


自分自身でどれだけ自分に対しても外側の世界に対しても肯定感を持てるかという事で様々な諸症状が消える事もあります。


でも肯定感・・・を持つのってかなり難しい高度な技なんで。。。中々できない・・・・


人生の不具合、健康の不具合、精神の不具合・・・・いずれにしても・・・・・


やはり自分を知るという事からスタートなんでしょうね。。。