私は自分の体調を崩すような行為や心が乱されるような心の使い方をできるだけしないような生活をしている。
それだけを聞けば、なんて神経質な人なんだ・・・・と思われることでしょう（笑）
しかし内実は・・・・それだけ気をつけて気をつけて、、、かろうじてバランスをとっていると言う方が正しいかもしれません。
でもこれだけストイックにやるのは結構大変なんです（笑）
正しい間違っているという事ではなく煩悩の赴くままに生活をしている方が本来人として・・・自然なのかな～なんて思う事もある（笑）
しかし煩悩の赴くままに生活していると、必ず後で痛い目に合うから私はやらないだけなんですが・・・・・
まぁ志向の違いなのかなと・・・・（笑）
その時に煩悩を我慢しておくか、後で苦痛を我慢するか・・
いずれにしても苦悩は伴うわけです（笑）
でも捉え方次第ですから・・・・。
苦しみが
なくなる
のではなく・・・・
苦しみで
なくなる
健康オタクもずっと続けていると楽しくなってくるし、自分を実験台にして実証していく事が快感になってくるから不思議です。
しかし私は今に至るまでいつも自分の健康を優先して生きてきたわけではありません。
どちらかと言うと心の健康も身体の健康も害する生活を志向して生きてきた。
それは自分の身心の健康を害する事で、かろうじてバランスをとっていた行為だったと今、健康的な生活をする事でそう感じることがあるのです。
心のバランスを崩した人がよくやる物理的な自傷行為がありますが、それと似ているのだと思います。
緩慢な自傷行為でしょう。
数年前に自殺した友人のすずかちゃんは何十箇所とカラダに切り傷がありました。
それは死ぬためのモノではなく「生きる」為の傷だった。
ただ人は自傷行為を続けて、なんとか身心のバランスを取っていたとしてもいずれ限界は来る。
彼女は切るという行為ではなく薬物で死んだ。
彼女はギリギリの所で自分を死守し巣くっている魔物を道連れにしてあの世に旅立った。
人の無意識とは・・・・・私達の想像を超えるモノを内抱しているのですね。
私達は誰しも心の中に自分を傷つけたいというなんだかわけのわからない欲望というか・・・エネルギーが多かれ少なかれあるように私は感じるのです。
今に満足している人はそのエネルギーが発露する事はないのでしょうが、なんらかのストレスを抱え不満が出てくると。。。。人は自傷行為でバランスをとろうとする。
過労死寸前まで勤勉になる。
酒を毎日のように飲む。
過食。
ジャンクフードの貪り食い。
ヘビースモーカー。
薬物中毒・・・・
などなど上げればキリがありませんが、こういう行為も自傷行為の一つなのではないでしょうかね・・・・
倒れるまで仕事をして・・・酒、タバコ・・・・腹いっぱいに食べ物をカラダに入れ、夜はパソコンにへばりつく・・・・
精神も同じでしょう。
人と仲良くした方がいいに決まっている・・・・仲良くできない。
他人を否定し、自分も否定する。。。挙句に自分の過去も肯定できず、今に不満を抱え生き続ける。
人の心を傷つける事で自分も傷つく・・・
これも自傷行為の一つなのかも。
ただ否定から肯定できる精神を作るという意味ではプロセス的には正統派の道でもありますから、良い悪いではありませんが・・・・
適度に何か行うというのは実はとっても難しいのかもしれません。
ヘビースモーカーの人にとっては健康に悪いとわかっていても・・・・タバコを吸う方が楽だし、高血圧や糖尿病などの持病があっても腹八分に節制するよりも甘いもの。。。こってりしたものを腹いっぱい食べる方が簡単。
身心の健康を維持する事よりも、不健康な道の方が実は・・・人間の心性や本性にとっても自然な事なのかなと思う今日この頃です。
それが欲求、、、、煩悩と言うのでしょうけど・・・・・しかしなんだかもっと建設的に健全に生きたいと思う気持ちも人の心の中にあるはずなんです。
消費社会の極み・・・・・に来てまだ先があるように進む人類・・・
どうしてこんな風になってしまっているのか。。。。
今を肯定できない。。。そんな不足感に現代は覆われているということなのでしょうか・・・
必要悪という考え方もある。。。。
ここから学ぶものがある・・・・という考え方もある・・・
しかし・・・・人類はこんな事を何千年も続けている。。。
イエスさまも釈迦さんも良い事を一杯言いなさって教えが今だに語り継がれているが、いまだに何も成ってない・・・・
これからまだ一体どれくらい続くのか・・・・生きるのは厳しいな～ヽ(;´Д｀)ノ
私という個から世界の事になってしまった・・・・・(･Θ･;)