昨日、母道江の妹・・・澄江おばさんから小包が届いた。


母道江は4人姉妹の三女、道江以外は3人とも健在である。


で、澄江おばさんは末っ子の四女で道江の実家である勝木家を継いだ人。


本当は母道江が婿をもらって継ぐ手筈になっていたらしいが、澄江が継ぎたいと言い出したため、母は嫁入りをした。


この道江の初めての嫁ぎ先が最悪。。。


嫁いびりが最強で道江はガリガリに痩せて婚家を追い出されたらしい。


初婚がそれだから。。。。男運はこの時点で最悪なのがよくわかる。


道江の意識を変えない限り同じ事が繰り返される事はよくわかる。
しかし道江は同じ事を繰り返し・・・・結果、、、自殺した。


横道にそれた(笑)


私はどうしても母道江の事を書くと、どんどんはまっていってしまう悪い癖がある。


それほどに私には母道江に対してのこだわりが強く強くあるのでしょうね。


多分イノチがある限り。。。道江を背負い生きていく。。。まぁその覚悟はしているけど・・・


で、もとに・・・・


澄江おばさんとは昨年まで母の葬式から20年以上・・・一度も会っていないし、電話で話しをした事もなかった。

交流は全くなかった。


この澄江おばさんとは色々と積み重なる確執というか・・・・この人達とは関わりたくないという気持ちが私にあり。。。。。多分一生会う事もないとまで思っていた。


しかし・・・・事情はどうであれ澄江おばさんには母道江の墓守をしてもらっている。


話せば長く、以前にもこのブログに記しているので詳しくは書かないが、母道江が電車に飛び込み死んだ時には父とは離婚が成立していたので・・・・名前は旧姓の勝木になっていた。


なので実家の勝木で葬式をあげる事になり、墓も勝木の墓に納骨する流れになっていた。


道江は大阪岸和田の阪和線に飛び込んだ。

義父健次と離婚してからは、以前アル中病院で知り合った男性患者と同棲しながら岸和田の福祉に世話になっていたらしい。


なので死亡後。。福祉の方で段取りをして斎場で火葬して福井に遺骨だけを持ち帰る事になった。


その時に澄江おばさんは父健次に断固として拒否した。

墓に入れる事も葬式を出す事も・・・・


でも父健次もまさか離婚した元妻を先祖代々の墓に納骨するわけにいかないので、火葬している最中にえらいもめたそうだ。


結論はやはり澄江が福井まで持ち帰り、勝木家で弔いをし墓に入れた。


しかし墓と言っても勝木家先祖代々の立派な石墓の横に穴を掘って骨壷を埋め、その上に木っ端をさしただけの卒塔婆のような墓。


それから23年後。。。私は母道江の墓を建立した。


詳しくはこちらを・・・


「墓立てちゃった」



私は墓を建立しても、その後の法事でも澄江おばさんと交流を持つことはなかった。


全て母道江の姉の好子おばさんにお金を渡して持って行ってもらっていた。


墓建立後から五年、好子おばさんは私と母道江、、、そして澄江おばさんとの橋渡しをしてくれていた。


何度も福井に一緒に行こうと好子おばさんは誘ってくれた。

でも断り続けた。。。。。


墓を建立して数年後。。。23回忌法要があった。。。


で、、、、好子おばさんにお願いしてご仏前を持って行ってもらった。


その時の複雑な私の心境を思い出した。


「法要その後」



ご仏前を送った1ヵ月後、突然に澄江おばさんからサツマイモが送られてきた。


詳しくはこちら・・・


「お礼をいいたくない話」



全く感謝の気持ちのカケラもない冷淡なブログ内容です(笑)↑


最悪な私です(・_・;)



私の気持ちは荒れた。。。。


でも送ってくれたという感謝の気持ちはある。


そろそろ私も変わらないといけない。。。いつまでもいつまでもこんな事でネガティブになっても仕方がない・・・


で、気持ちを切り替えて、好子おばさんにお歳暮を送る時に一緒に同じものを送った。


そして今年の夏のお歳暮は美味しい桃を送った。


懐かしい福井弁の澄江おばさんの声が留守番電話に吹き込まれていた。


「美味しい桃ありがと・・・」と・・・・


かけなおしてはいない、、、、まだ会話をするまでに気持ちがほぐれていない。


何をそんなにこだわっているのか・・・・私自身も理解不能(笑)なんだけど。


時期が来るのを待っている状態。



それで昨日、小包が届いた。


中を開けて。。。。なんだか温かい気持ちになった。


多分、家にある色々な物を送ってくれた。




さんしょううおのブルース


もちろんメロンとかサツマイモとは買ったんだろう。


でも鰹節とかシーチキンとか・・・ふりかけ(笑)とか・・・・なんだかイイでしょ。



さんしょううおのブルース


スーパーの袋に入った新米・・・・↑

どこにでも売っているようなお茶葉・・・・

涙が出そうになるような小包でした。


思わず写真を撮ってしまいました。


田舎のお母さんが都会の子供に送るような小包。


テレビドラマで見た事があるような小包・・・


25年も話しをしていない姪の私にどんな気持ちでこの荷物を詰めてくれたのだろう・・・・・


道江と繋がっているような不思議な気持ちになった。



みんな。。。。みんな・・・・歳をとった・・・・生きてると色々とあるさね・・・・ほんと。。。


誰も悪くない・・・・・・みんな生きるのに一生懸命だった。

それだけ。。。。



来年は福井に墓参りに行ってみようかな。。。。。なんてちょっと思っちゃったよ。