藤原新也さんの新刊本を買った。
写真集なんですけどね、写真につくメッセージが彼が書いた書なんです。
中々、味があってすばらしいです。
池田晶子さん同様、彼の出すモノは基本的に中身を見て買うという事はしない。
無条件に彼が書いたモノ、撮ったモノであれば、即買いである。
彼は年をとっても気骨に自分のラインを生きている。
強気を挫き、弱きを助ける・・・・気が強く反骨精神バリバリなんですけどね、彼が撮る写真も彼が書く文字もどれも情の深さを感じる。
70年代のニオイをプンプンさせながら彼は芳醇に年をとっている・・・・・・
うらやましい年の取りかたですね。
池田晶子さんのようにイノチをかけた精神の貫き方もすばらしいが、、、、
藤原さんのようなイノチの深み渋みが年をとる事に増していく精神の貫き方も中々いい・・・・・
こんな大人が一杯いれば、日本は無茶苦茶楽しくなるんですけどね。
でもな~
「死ぬな、生きろ」は私はちょっと・・・・・・賛同できないかも(笑)
私なら。。。
そうだな~
死ぬなら死ね
生きるなら生きろ
かな・・・
物事をはっきりさせる事が怖いのはわかる。。。。充分すぎるぐらいにわかる。
でも、、、、、、はっきりさせないから怖いということも言えるのです。
分からないものは怖いですからね。
あっ!(*゜▽゜ノノ゛☆もう一つ思いついた。
死んで楽になると思うな!
根性入れて、今生で楽になることを考えろ!
とかね。。。。
あっ!また出てきた。。。。。
自分の為に生きるから辛い
人の為に生きれば楽になる・・・
私は情緒的な感性がないので、表現するときには文章が説明調になり長くダラダラと書いてしまいます。
行間に思いを込めるというおしゃれな事ができない。
でも、「死」とか「生」とかが題材だと、行間詩が色々と出てくるから不思議です・・・・・
皆さんも作ってみると面白いですよ、その人の人となりがわかりますから。
闇の住人の私としては、どうしても「死」とか「生」「怒」「悲」「苦」「呪」「怖」などネガティブな要素にシンパシーを感じるのですよね。
持って生まれた性質ですからね、存分に闇の住人の班長として、これからも闇を楽しむ事にします(笑)
闇があるから成長できる。
イノチを成長させるための大切な肥やしです。
プンプン匂いますが・・・よい作物を育てる肥えた堆肥です。
それがわかれば闇がなんだかとっても楽しくなるから不思議です。