からだはうすの月に一度のブレスワークがあった。

ホントいつも思うのですが、呼吸っていいな~って。。。。


まあ普通に生活してても息はしてるんですけどね、意図的に息をするって大事なんですよね。



呼吸はやはりすごいです。


意図的な呼吸を始めると様々な身体の不具合が浮上し、それらを浄化しようとシステムはフル稼働します。


物理的なものだけでなく、もちろん無意識も浮上してくるので、心にもガンガン効いてくるから、あまり心を掘り下げたくない人は、呼吸法は苦手かもしれませんね(笑)



以前にも書いた事があるのですが、呼吸のメカニズムを再度考察してみたいと思います。





私の大好きな奈良春日大社の宮司さんがおっしゃっていることなのですけど・・・


この宮司さんはお医者様で人間のカラダの事を良く知っている方なので、【祓う】ということを身体と重ね合わせて説明されるので、体に興味のある私としてはとっても面白いのです。


呼吸は祝詞を献上するのと同じだそうです。


日本には古来から大和言葉で書かれている祝詞という神様に献上する言葉があります。


沢山ある祝詞の中でも一番古く、そして今も尚使われている祝詞が「大祓詞」


ちゃんと唱えると10分以上かかる。。。。(私は。。ということですが)


ので・・・ちょっとズルして、毎朝我が家の神棚にお水をお供えする時に唱える祝詞は短い祝詞・・・。(^_^;)



大祓詞は罪や穢れを祓うと言われている祝詞で、神社仏閣でお祓いを受けるときは、この祝詞がよく唱えられる。


宮司が言うには私達が神社でお祓いを受ける目的の【罪や穢れを祓う】という【罪】は犯罪などの悪い行いという意味ではない。


罪は神様がお産みになった素晴らしい人間本来の姿を包み隠してしまうようなものを「つみ(包み身)」というらしい。。


心持ちの在り方のことなんでしょうね。


また穢れは汚い、汚れているということではなく、日々私達を生かしてくださる神様の尊い「気」を枯らしてしまうようなものを「けがれ(気枯れ)」という・・・・・


これらは自分自身の心の我欲の表れなので、それをお祓いをする。ということらしい。


しかしながら祓うというのは「罪や穢れ」を「除去」する「消去」するということではなく、「罪」や「穢れ」を変換し有効活用する方法が「祓う」ということなのだそうだ。




分かりやすく祓いのシステムを説明すると・・・・。


人間が生きていくシステムが、祓いそのものだと。。。


だったらその「罪」や「穢れ」は一体、祓うと何処へ行くのか・・・・



それはどこへも行かず自分の力になるものに変換されるんだって!!


宮司はとっても分かりやすく祓いのシステムを説いています。(余計にわかりにくという方もいるかも)




私達は糖を燃やしてエネルギーを作り生きていています。


燃やした時に出る燃えカスが【水素(2H)】と【一酸化炭素(CO)】・・・・


この燃えカスが【罪】と【穢れ】




人体はこの燃えカス【水素(2H)】と【一酸化炭素(CO)】を、そのまま除去排泄せずに有効利用するのです。



呼吸によって酸素(O2)をカラダの中に取り入れる・・・・・


する酸素O2の酸素原子の一個(O)が、燃えカス【罪と穢れ】水素原子(2H)とくっついて、水(H2O)に・・・・・



残ったもう一個の酸素原子が、燃えカス【罪と穢れ】一酸化炭素(CO)とくっついて、二酸化炭素(CO2)になるのです。


すごいと思いませんか!?



変換された水(H2O)は尿となり大地(昔は)にもどり、植物の根っこから吸収されて栄養となる。


二酸化炭素は呼吸で外へだし、植物がそれを取り入れて成長し葉を茂らせて、また酸素になって人間の体に入ってくる。


呼吸によって酸素(O2)が入ってくるから、罪穢れである、汚れた水(H2O)や一酸化酸素(CO2)が自然と体から出て行く。


呼吸は祓いなんだそうだ。


祓いとは、罪穢れが無くなるのではなく、自分を生かす素晴らしい力に変えるということなのですね。





確かにブレスワークが終わると皆、顔つきが全然違いますからね。。。。


呼吸も同じ。


滞りを流して、それを自分の力にできるようにする・・・・・


私達のイノチを繋ぐ息そのものが浄化であり、神様の通信手段である祝詞献上と同じということなんですね。