「中川昭一氏」が亡くなったそうだ。

このブログでも「気になる人」というカテゴリーで2回ほど書いてる。


ココ   と  ココ


第一報を聞いた時に私は「やっぱり・・・・」と思った。


自宅のベットの上でうつぶせになって亡くなっていたらしい。

事件性はなく遺書もないので自殺ではない。。。。というような報道だった。


ただ安定剤や睡眠薬を常用し、お酒もかなり飲んでいたとか・・・・
うつぶせになっているということは息ができなくなったことが原因かもしれませんね。


意識的に死んだか・・・無意識的に死んだかの差はあるが、結果的には自分で人生の幕を閉じたと言えるのかもしれません。


彼を見ていると私は母を思い出す。彼のバイブレーションはアルコール依存の人とよく似ている。


そして無念の自殺をした親を持つ子供として、私は彼を見ていると同じニオイを感じるのです。


まあ彼の父は自殺ということにはなっているが、事実は闇の中でよくわかってない不透明なところがある。


しかし公には自殺となっている。


私は彼をテレビで見ていると心が落ち着かなくなる。


大丈夫かな~と人事ながら心配になるし、
脳裏に焼きついてる母の泥酔している風景が目に浮かぶし、
彼の心性の深い部分を感じてしまい苦しくなってしまうし、


って感じでね。。。。。完全に私の投影です(笑)


彼のアルコール依存の原因は私にはわからないけど、少なくとも彼はとってもいい子だったのでしょうね・・・・


父中川一郎氏はかなりの凄腕の政治家で器がでっかい人だったようですね。その一郎氏が無念の自殺をし、政治精神を繋ぎ中川家を背負い二世議員となった。


しかしそのプレッシャーはすごい重責だったかもしれません。

彼のキャパを超えていた。父一郎氏を超えるような器を彼は持っていなかったのかもしれません。


今回の選挙の時にはもう酒を止めると言っていたが、落選したら飲み始めたという話がテレビで流れた。


父と同じ石を踏んだ可能性がある中川昭一氏。



以前のブログに父一郎氏の経歴を詳しく書いていますが、父一郎氏も総裁選落選後睡眠薬を常用して精神不安定になったらしいです。。。。詳しくココ を読んでくださいね。


親の呪縛から・・・・逃れられなかったのかもしれません。


落選した後の彼の生前の映像をみていると、なんだか胸が痛くなりました。
私にとってはまったく関係ない知らない人ですが・・・眠れず薬漬け深酒の日々は辛かったでしょう。


ご冥福をお祈りいたします。









さてここからは私の投影の話です。


親の強い呪縛から逃れるための一つの方法として親を知るという方法があります。


親の事を一杯想像してあげるのです。そして思い出してあげる。


親は何をしていたのか、何を思ってきたのか・・・・たくさん想像してあげる(妄想でいいんです)


事実にあってるかあっていなかではありません。

呪縛は自分の問題ですから、自分の中に起こっていることだから・・・・親の呪縛を引き受けてしまっているのは自分自身ですから。。。。。。解くのも自分ででしかできません。


意識はエネルギーです。想像というエネルギーを使うことで、自分の中の親から影響を受けているエネルギーが中和される。(はずです)


親からの呪縛が弱まってくると、自分の事も徐々にわかってくるのです。親の事も理解できてくる。
時間はかかるけど・・・・・


親と同じ人生をたどってしまうということは珍しいことではありません。
特に自殺した親を持つ人は、親の人生を歩みやすい・・・・・傾向にあります。


私にもまだこのへんはわかりませんけど。。。。。たぶん・・・・

親は自分で生きることができない代わりに子供を使って生きようとする無意識が働く。


わが子の中で生きようとする。

わが子以外にも伴侶の中で生きようとする場合や親を使うこともあるかもしれません。

子供は親を愛していればいるほどにその親の思いを引き受けてしまう・・・・・・


残された者は罪悪感で自分を生きてはいけないような気持ちがあるのかもしれません。



無念の中でイノチを自ら絶つ場合にありがちなのですよね。こういうことって・・・・



うちの母道江は私の中で生きようとした浅ましさがありました。

勘違いされるといけないのですが、それは霊となってということではありませんよ。


生きている時の母の強い苦悩、無念という念が子供の私に染み付いてしまった結果なのかもしれません。


そして母が死んだのは私が悪かったのではないかなんてことも無意識で思っていて、それが呪縛の鎖を強固にしているのかもしれません。


まあ検証しようがありませんから本当のところはわかりません。
ただ私の経験上をそういう風に感じるだけです。


私は成人してから20年近く薬漬けでした。
そこから離脱するのに正味3年かかりました。その3年間は本当に辛かったです。


正確に言うと薬を抜こうとしてから8年かかったのですが、本当に根性を入れたのは最後の三年間でした。


それも仕事をしながらの離脱でしたから、、、、毎日毎日痛みとの戦いでした。


逃げる行為を止めるというのは、逃げ続けてきた20年と自分との戦いなんだと始めて気づきました。

今では一切を薬は飲まなくなりました・・・・・・けどね。。。


ただまだまだやることはたくさんあります。



個人的意見としては自殺は止めて欲しいですね・・・・・
それはイノチを粗末にしているからではなく・・・・


残されて生きている者が迷惑だからです。


でも・・・・ね~


人の心は複雑ですからね、中々簡単にはいかないことはわかっています。なんでもかんでもさっぱりというわけにはいきません。心がありますから。


ましてバランスを崩そうとするのが人間のエネルギーの流れ。





そう・・・・・・・・・・・


神様は寛容ですから・・・・・何をしようといいんですこの世界は。



私がとやかく言うことではなかったですね。。。。。。。