甘いものは食前に食べた方がいいということなのに・・
「食後に甘いものが食べたくなる」のはどうしてか・・・
いろいろと調べて見ましたら、食後の甘いもの欲求は普通に誰にでもあることのようです。
別腹という考え方があって、満腹でも甘いものを見たら消化器系が予測調節をするらしいのです。
甘いもの、好きなものを見ることで視覚情報が刺激され、脳にある視床下部からベータエンドルフィンが出て、 その刺激を受けて、ドーパミン、さらにオレキシンが分泌されて胃を動かして、ぜんどう運動が始まり食物を腸に送り出す。
そうなると胃が空いて空間を作り出す。これが別腹なのですね。
しかし私が言っているのは「見て」ということではありません。
満腹の状態で甘いものを見なくても食べたくなる・・・・。。
これはどういうことなのか・・・・
そもそも、デザートはヨーロッパの食習慣から始まったもので、ごはんやパンなどの炭水化物料理が少ない西洋のコース料理で出されるようになったのが事の始まり。
炭水化物はレプチンと共に満腹を感じさせる血糖値を上げる作用を持つ。
コース料理では炭水化物が少ないので、食後に糖質の多いデザートを食べることで満腹感を得やすくしたのですね。
満腹状態で「デザートは別腹だから・・・」といって食べ続けると、カラダにはよくないですね。
まず別腹を使わずに、デザートを食べるようにすることが大切。
で、どうして食べたくなるのか・・・・
一つの要因は脳は基本的に甘いものを強く求めているので、たとえ満腹であったとしても、甘いものを摂取しておきたがるという性質がある。
脳が満腹という感覚とは別で甘いものを欲している。
それが食べるという行為を行うことで、より増幅されてしまうのではないか???
もちろん私の仮説です。
そしてもう一つは脳の栄養は大まかに言うと「砂糖」です。
脳が疲れている、ストレスがたくさんある。。。。と甘いものを欲する。
またカラダを動かしていないと体内バランスが崩れて甘いものが欲しくなることもあるようです。
満腹感に関係なく、脳が疲れていると甘いものが欲しくなる・・・・そういうことなのかもしれません。
要は甘いものが欲しくなるということは心身バランスを崩しているということなのでしょうね。
それでも現代はストレス社会ですからね、仕方がない部分もあります。
だから甘いものが欲しい時には食前に食べてしまいましょう。
でもね~頭を一杯使っている人はアーユルヴェーダーとか健康とか関係がありません。
哲学者とか研究者とか。。。。学者、作家とかね・・・
頭を使うことを仕事にしている人は頭を使うこと自体が楽しくて仕方がない・・・
健康に生きるということ=善く生きるということではない。
不摂生をして不健康なカラダでも自分の好きなことをしていることが善く生きるということ。
そういうことをちゃんとできている人はどんなに健康を害していても問題はない・・・・
考えるということができればいい・・・・
そういう人生もある。
デスノートのLもそうでした・・・・(架空の人物ですが、たぶんあれは現実世界でもLみたいな人は存在すると私は思っています)
しかしこれは特殊なケース。
一般的にはそうはいかない・・・・
頭も使っていないのに甘いものを食べ過ぎるのは問題です。
ただストレス過多での食べすぎ・・・・これは問題です。
理想的には甘いものを無性に食べたくなるような生活を避けたいものですね。