年をとったからかもしれませんが、現代のテレビから聞こえてくる歌が心に響くことが本当に少なくなった。


先日テレビで70年代80年代のフォークソング特集というのをやっていた。


思わず聞き入ってしまった。


その中でもすごい歌詞だな~と感心した曲が一つあった。


昔よく聞いていた歌だけどあらためてちゃんと聴ける年になったのか、心に歌詞が入ってきた。


吉田拓郎さんの「今日まで、そして明日から」という曲で、この曲は吉田拓郎さんが20歳前半に書いた曲らしい。


20歳そこそこでこんなこと考えてるなんて、老成していたんだな~


そしたらそれからしばらくは頭の中でこの歌が鳴り出して止まらなくなって困った。


「今日まで、そして明日から」



わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかの力をかりて
時にはだれかにしがみついて


わたしは今日まで生きてみました
そして今 わたしは思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと


わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかをあざ笑って
時にはだれかにおびやかされて


わたしは今日まで生きてみました
そして今 わたしは思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと


わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかにうらぎられて
時にはだれかと手をとりあって


わたしは今日まで生きてみました
そして今 わたしは思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと
  
わたしには わたしの生き方がある
それはおそらく自分というものを
知ることから始まるものでしょう

けれど それにしたって
どこで どう変わってしまうか
そうです わからないまま生きてゆく
明日からの そんなわたしです


わたしは今日まで生きてみました
わたしは今日まで生きてみました
わたしは今日まで生きてみました
わたしは今日まで生きてみました

そして今 わたしは思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと



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人は答えが欲しい。(ように感じる)


どうして生きているのか、なんで生きているのか。

生きている意味を知りたい。


と必死で探している人をよく見かける。


だけどきっと答えはない。

私は最近特にそう思います。


天命なんてない。

使命なんてもものもない。


そして意味もない。(と私は思います)


とりあえずは私達は命を生きるしかないと。。。。




しかしこの歌に限らず、昔の歌ってすごいな~と思ったのは私だけかな。


思いが一杯詰まっていて重い。


今の歌ってなんかペラペラな印象がある。歌も下手だし。


美空ひばりさんの歌を聞いたら鳥肌が自然にたった。


あの人は泣いて歌っていても、音程をはずさない・・・


思いが歌に乗っているのが素人の私でもわかる。


現代は社会がペラペラだから仕方がないのかもしれませんね。


これを書いたら頭の中の音がやみました。



ホッ・・・・・( ̄▽ ̄)=3

そういえばこの間は「ポニョ」の歌が鳴り止まず困ったな~