以前にも書いたが。。。
私は生命保険というもの、全く興味がなく、40歳まで一度も加入したことが無かった。
病気を想定すること自体がよく意味が分からなかったし、何かに仕組まれているような気もしたし・・・・
とっても素直じゃない人なのですね、私って。
私は昔から生命保険、宗教、マルチビジネス、変な商品の売りつけとは一切縁がなく、私に勧誘してくる人は皆無だった。
辛気臭い女だったのですよ。。。きっと・・・・
ただ一度だけ、デート商法でダイヤモンドを売りつけられそうになったことがある。
これは看護専門学校の卒業アルバムを見て、片っ端から電話をかけてたようで、もれずに我が家にもかかってきた。
電話の男は歯の浮くような言葉で私に会いたいと言った。
写真の私を見て、一目ぼれしたらしい(あほか!)
で!会いたいとしつこく言ってくる。。。。。
私は同棲相手のヤクザ男と別れたあとで、こういう軽々しい男を見ると腹が立った。
かなりしつこいから、とりあえず誰か来たと言って電話を切った。
で、専門学校の同級生に電話をして、こんな電話かかってきてないか聞いたら、かかってきたと・。。。
かなりの人数が引っかかっているらしい(うわさだけど)と、私のグループは全員電話を受けていた。
今のところ誰も電話口の男には会っていない。
で、誰かが会って懲らしめようという話になり、私が行くことになった。
その頃はまだ携帯電話なんてないから、ちょっと危険な行為だったと今なら思うけど、その頃は若かったのだね~
で、友人達とかけをした。
売りつけられるのは何か?
着物、宝石、ダイエット商品、エステ券・・・食器・・・・布団・・・洗剤・・・その頃に流行っていたマルチビジネス商品である。
私は宝石にかけた。
で、しばらくして電話がかかったきた。
で、会う約束をした。
しかし私はすかさず、男に言った。
「あんたな~私の事好きや言うてるけど、会(お)うてから宝石とか着物とか売りつけんといてや。分かってるやろな~それはなしやで!(笑)大丈夫やろね???」
「・・・・・えっ・・・」ちょっとビビってる。
「なしやで、分かってんの?」
「そんなんあるわけないやん」と男は答えた。
一時間後・・・・
地元の駅まで車で向かえにきた。(軽率ですが・・・乗りました)
上六まで行き、喫茶店に入った。
その男の行き着けの喫茶店だったようで、色々な人に挨拶していた。
そこから話が始まった。
話の内容はあまり覚えていないけど、はじめに私の事が気に入った的な話だった。。。。(一応はね)
それからはビジネストークが始まった。
あるグループがあって、そこに入ると皆で軽井沢の別荘が使い放題でマリンスポーツ施設もいつでも使えるみたいな・・・・感じの話になった。
あれれ・・・宝石じゃなくて、なんかの会員券なの???
ふむふむと聞いていた。
で、男は切り出した。
この近くにそのお店があるから行ってみないと・・
「キター━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!」
行ったら、そこは宝石屋だった・・・・
若い女の子とそれについてる男と店のおばちゃんとおっさんが一杯いた。
会員制の宝石屋で、宝石を買うと自動的に会員になり、皆で別荘とかで遊びに行けるし、マリンスポーツもイケメンと楽しめるみたいな感じです。
うまいシステムです。一個買って、ローンが終わったとしてもまた次を買わないとこのイケメン達と遊べない。
だからいつもローンを抱えている状態でないとだめなのですよ。うまいよね~ほんと。
男は色々とコトバを並べて必死で私に宝石を勧める・・・
要約すると・・・
私ともそうやって(軽井沢とかマリンスポーツとか)遊びたいから宝石を買って・・・・みたいな感じ。
「あんたな~宝石とか売らへん言うたんちゃうん????」
「・・・・」
「私、別に別荘いきたないし、マリンスポーツもしたないし宝石もいらん」
しかしかなりしつこかった。
店員のおばちゃんと男がしつこく宝石をすすめる。
似合うと言って私に宝石をつけたりする。
最後はお客の女の子まで、ここは楽しいよ~とすすめるのである。
彼女はこのイケメン宝石クラブにはまっている女性のよう。(ホストにはまるのと同じ)
気持ち悪いったらありゃしない。
私が買うわけないだろうに、人を見る目ない・・・・
男は根負けして解放してくれた。
「送るよ」
「ええよ、宝石も買えへんかったし、送る義務のないのとちゃうのん(笑)悪いけど一人で帰れるし」
「ええよ送るよ・・・」
「ほんだら上六でええは」
軽率ですが、、、乗りました(笑)実は駅までの道分からなかったし・・・
車内・・・・
「やっぱりこんなことやと思ったわ、でもカケに勝ったからええけどな」
「カケ?」
「あ、言うのん忘れてたけど、うちのB組の連中に電話かけても、もうあかんからな。皆もう知ってるから。今日はとりあえず代表で何を買わされるのかを確認しにきただけやから」
「・・・・・・・」男は気が小さいのか、赤面状態。恥ずかしかったのかもしれませんね。
それから一度だけ電話があった。
すごい一杯言い訳してた。よほど罪悪感に苛まれたのかもしれません。
「はいはい、もう分かったって。ほんだら切るでぇ~」
「またかけるから」
「いらんいらん」ブチッ ツーツーツー
皆から掛け金の2000円を徴収して終わり。
今から考えるの怖いもの知らずで、危険なことをしたと思います。
でも後にも先にも、勧誘に引っかかった(引っかかったとは言えないかもしれませんけど)これが最初で最後でした。
でもね~かなりの男前でしたでぇ~
大体やね、あんな男前が私の事好きになるわけがない・・・・・それぐらいは身のほどを知っていますよ。私は・・・
話がまた横道にそれました。。。。トホホホ
何かを書きたかったかというと生命保険のことだったのです。
明日書きます。
それにアセンションが今、ものすごく流行っているらしいです。流行っているという意味がよくわかりませんけど。
話を聞くの気分が悪くなりました。
世も末です・・・・
これも明日書きます。