40も半ばになろうとする今日この頃、冠婚葬祭と言えば葬祭が中心となってきている。
病気か死亡・・・・・
しかし今年はなんだか目出度いことが多い。
正月早々に友人ちゃまが二人目出産、4月には舞踏仲間が結婚、5月には友人こにちゃんが不妊治療の末に妊娠、9月には同僚が結婚・・・・伊豆から帰ってきたからだはうすの仲間も今年中に結婚らしい・・・
なんだかうれしい限りです。
ゴールデンウィークはたくさんの人と会いました。
どの人にも丁寧に接することを心がけると本当に気持ちがいいし、関係性も円滑になるということを身をもって感じました。
世話を焼くということではなく、丁寧に接する。
これって結構難しい・・・・・
特に身近な人であればあるほど難しい。
継母みちこも接し方で良くもなるし悪くもなる。
それぞれ皆面白い
そうなんだよな~人ってとっても不思議で面白いし世界は広いな~と感心する・・・
人間は往々にして、他者に自分を投影して関係性を持とうとする。
勝手な思い込みで相手を見て、自分の内面と呼応するものを当てはめて関わる。
「きっとこの人はこう思っている・・・」とか「この人は苦しんでる」とか「絶対に喜んでいる」とかね・・・
そんなことは本人に聞いて見ないと分からないのだけでも勝手にその人の象を作りあげてる。
まあそれも関係性を常時継続しなければいけない場合には必要で、いちいち確認していたらきりが無いし、前に進まない。
日常生活の中では、分かり合っている(だろう)、分かっている(と思う)という曖昧さで先に進んでも、まあしょうがない。
大体、人間同士が本当に分かり合えるということはありえないからね・・・・
ただ問題なのは自己顕示欲を満たすための関係性は、仕掛けられた方としては戸惑ってしまうことがある。
自分を表現するために他者を利用する場合。
セラピストとクライアントなんかはいい例だろう・・・・
一番癒しを必要としているのは、セラピストだったりすることは多々ある。
精神科にいる医者を見ていると誰よりも治療が必要なんじゃないの??と思うこともある。
私が以前、実習に行った閉鎖病棟の看護師長はかなりイカレてて、話が通じなかった。(笑)
私はアル中患者ばかりの病院に10年もいたが、私が彼らアル中患者を必要としていたから10年もいたのだと今は分かる。
自分が成長するため、大人になる為に彼ら(アル中患者)を利用したと言っても過言ではない・・・
私が彼達アル中患者の看護をしていたわけではなく、いわば形は違うがある意味、私が看護されていた・・・・
そういうことである。
それを履き違えてしまうと、トラウマから自己を癒すために人を利用するということになってしまう。
自分の無意識が何としようとしているのかがわからないとそうなる。
例えば・・・
私生児として私を生んだ母親はアル中で気が狂った上に自殺した。その喪失感により心に大きな傷を負った。。。
でも私は真剣に自己を見つめて心の掃除をし、重荷を下ろすことができた。私は不幸の生い立ちから生還した者だから・・・・だから・・・・
誰よりも私はあなた達の気持ちがわかるのよ!となる。
そして少しでもあなた達の苦しみが癒されるように私が手助けをするわ・・・・
と寒いことになる(笑)
本末転倒・・・・・思い上がりもいいとこ・・・だと客観的に見ると分かると思いますが。
一般的に大きなトラウマを持っている人間は、人の事に世話を焼くのは・・・・100年早い・・・・それぐらいに思っていた方が無難である。
もう少し突っ込んで書くと・・・・
トラウマを持っている人は人を導く行為をしてはいけない・・・・
と、私は思う。
本当の意味で人に世話を焼いたり、カウンセリングをしたり、助言したり、導いたりという行為ができる人は元来、トラウマのない人である。
人の苦しみ、悲しみ、痛みが分からない人の方がいい・・・
分かると投影してしまうし、自分の価値観、主観が必ず入る。
同情してしまう・・・・・
思い上がる・・・・
またそういう人は自分を表現したくてしたくて仕方がないから、自分の武器を使える場所を固持する。
それがわかってやっているならOkである。
自分にとってここは必要だから・・・・ならわかるけど。
自分と同じ苦しみを持っている人に対して、自分の体験からくる手法を教えるのはナンセンスであるということを、とりあえず覚えておいた方がいい。。。。。
その人その人で背景が違うし、エネルギーの質も違う。
自分の手法が合うとは限らないし、本当にそのトラウマから脱したいと思っているかどうかも分かったもんではない・・・・
極論・・・私は死んでもOKだと思っています。
それも自分で決めたことだから、、、、、
数年前に自殺した友人すずかは偉かった!と私は本当に思うです。
さすがだってね
私は最近そう思うのです。。。。
まあセラピストどころではない医者はもっと最悪ですけどね・・・・