私はものすごく極端に「安定」と「安心」を志向している

だれからも「安心できる人」と言われるくらいまでに
自分を「安定人間」「安心人間」に作り上げた


私がいるだけで、場は安定する
トラブルがとっても少なくなる
物事がスムーズになる
それぐらいに強い安定志向のエネルギーを放出しているのである


人の本来のエネルギーの方向性は「変化」である
それにある意味逆らい、私は波を強力に押さえつける


そりゃー疲れるはず・・・


植木等ではないけど
わかっているけど止められない


困った・・・・・・

ほとほと困った


生まれてから20数年間、ハリケーン並の嵐の中で過ごした

まるで洗濯機の中にいるかのごとく私以外のエネルギーに
翻弄され、波乱の渦の中でただただ我慢して耐えていた

母が自殺してそれは終焉したけど・・・・


その余波というか、その荒波のバイブレーションは余韻として
20歳を過ぎても続いた


安定を他者に求めても、無駄だということを身をもって知り
私は自分自身を安定させるしか、安心した人生を送ることはできないと
どこかで決心した


20歳まで家族に振り回されて、辛い思いを一杯した
自分以外のもののエネルギーに巻き込まれて、不安定になるのは
もう許せないと思ったかどうかはわからないけど

とにかく安定第一に生きてきた


石のようにどん!!!として、ちょっとやそっとで動かず
肉体も心もデトックスで風通しよくし、すぐに通り抜けていくように。。。。


本当に安定、安心が身についたのは30歳前くらいからだろうか・・・・
救急外来とOP室の主任となり、部下ができてから


だから人(他人)と生きれなくなってしまのかもしれないと
最近思うようになった


結婚しなかった無意識の理由がその極端な安定志向ではないかと・・・・・

人と暮らしたり、子供を生み家族を作ると不安定になる
毎日波乱に満ちることになる


1人で生きた方が、自分のことだけだから、なんとか自分で
コントロールできる


18歳の頃、初めて男性を本気で好きになった
1年以上彼を思いつづけて、やっと2人で会えるようになった
その直後彼はタクシーに轢かれて死んだ


20歳で生まれて初めて付き合った男は広島の元ヤクザ
刑務所から出てきて、何かの理由で大阪に身を隠しているときに
出会った(てしまった)


身を隠していると言ってもヤクザでもなく堅気でもない単なるチンピラ
この男との暮らしは半端ではなかった

波乱の余波余波余波・・・・・続く続くという感じ
かあちゃんと同じやん!!!とい叫びそうになる


地元の組のねえさんには良くしてもらったけど
ちと怖い・・・・

まあこの話はちょっと怖いからやめとく・・・



次の男は奈良の古い古い旧家の次男坊

この由緒ある旧家に嫁ぐのは私ではだめだったらしい
(ってか・・・次男でしょ、あーた・・・・)

で、破局・・・・・・


次は・・・・福島県にある官公庁ご用達の縫製工場の長男坊

同棲婚約までして、あちらの家までご挨拶に行って、次
私の家に挨拶に来るという直前に、向こうの家から待ったがかかった。


要は結婚に反対ということ

色々と理由があったけど、彼の両親は結局のところ私自身がだめだということだろう・・・・それに伴ない彼も私の事が受け入れられなくなったということ


彼は言った

強いから・・・と自分を持ちすぎているから家に染まれないと


ビンゴである・・・・

彼は見る目があったよう・・・だ
保守的な家であればあるほど、私はきっとその風通しの悪さを、すっきりとしたくなってしまうだろう


どれもこれも。。。。。ことごとくなにやらどんどんだめになる
まあ結果的に奴らと一緒にならなくて良かったと思えるのだけど。。。。。


無意識のエネルギーは1人で生きるということを
選択している・・・・・


その方が安定を維持できるから・・・

どうしたものか・・・・・

究極の安定志向は・・・・・ちと寂しいのぉ~

トホホホホ・・・・