この間言っていた、うつの男性スタッフ
まだ会社に出てこれていない
一昨日、突然早朝に暴れだしたらしい
うちのパートスタッフでもある、彼の嫁から
朝６時に電話が上司のところへあった
彼が突然に壁を叩き始めて、暴れだしたと
彼女はびっくりして、とりあえず外に出て電話をしたと・・・・
しかし、そのまま放置して出社するわけにはいかないので
戻るようにいい、その日は彼のケアをするために
お休みということで・・・・
彼のうつはしばらくかかるようである
それは仕方がない
彼女（彼の嫁ね）はある意味、芸能人っぽいオーラを持っている
雰囲気も垢抜けしている
（そんなに美人というわけではないけど見ていて安心する容貌）
音楽大学、声楽家を卒業
以前は聖歌隊で結婚式場で歌い、今は仲間とコンサートも行っている
ピアノの先生であり、リコーダーの発表会も出ている
そして絵がとってもうまい
イラストレーターの仕事もしている
多彩という言葉がぴったり
そんな彼女だが、実家は認知症のお父さんと
その面倒を見る、お母様二人暮し
彼女も実家に度々通い、お母さんとお父さん
のケアをする日々
そして旦那はうつで仕事ができない・・・
もちろん彼女はうちの会社で仕事もしている
彼女の才能なら、もっともっと表舞台に
たってもおかしくない
しかしどちらかというと、裏方に回ってしまう傾向にある
恐らく彼女の生まれ持ってきたエネルギーの質が
羽ばたけない枷を作ってしまうのだ
彼女の意識がそうさせているとも言えるし
意識や思考を超えた、それらをも支配してしまう如何ともし難い・・・
人智を超えた何かに影響を受けているとも言える
人生のすべてのできごとは、すべて自分の
こころがつくりだしている。
「目にふれる一切合財はすべて人間の心の思考から生みだされている」
人が
「強く思ったことは必ず現実化する」
「自分の現在の姿は自分の心がつくりだしたものである」
豊かさも貧乏も、健康も不健康も、すべて自分が思ったとうりになっている
「人生苦もありゃ楽もある」
と考える人は、その通りの人生を送るし、
「人生ろくなことしかない」
と考える人は、実際に悲惨な一生を送る
「人生は楽しく過ごすもの」
と強く思考せよと昔も今も成功哲学を唱える人たちは言い切る
「この世は苦しいものでも悩ましいものでもない。
本質的にはうれしい、そして調和した美しい世界なのである」
↑みなさん・・・・これ
読んでて違和感ないですか？
あまりにも厳しいし、そして認識が甘い
言っていいかな？？？
良いかな・・・
えーい言ってまえ～！！
あほくさい・・ほんまちゃんちゃおかしい
反対に聞くけど
「あんたらほんまにそんな調和の取れた世界やら何でも意識次第でどうにでもなる世界がええの？それやったらさっさと死んだらええやん、あっちの世界は恐らく（たぶん）そんな世界やで」
言うてもうた・・・・
確かに生きるにあたり毎日発生する思考や意識、
思いは大切だし、重要なファクターです
考え方や思いの方向性で物事は変化するから
けど、それによって自分が思い描くような
人生が目の前に現われるというのはちょっとおかしい話
人々がこれらの書籍を読み、話しを聞いて
理解する内容と実際の真実とはかなりのギャップがある
いくら良い思いを毎日描いても、生活の中で
必ず問題は発生するということ
いいことばかりではないということです
とも言うと、「良いことばかりではない」と言う人には「良いことばかりではない」という人生が現われます。
という声が聞こえます
では反対に聞きます
「ではあなたは現在良いことばかりですか？」
と
良いことという定義が曖昧なのですよ
人も死ぬ、殺人も殺戮もテロもある
隣人のトラブルもイジメもある
お金もないが、自分の内面は満たされている
ということを言いたいのならわかります
しかし良い思考をしていると現象自体が俗に言う幸せなことばかりと
勘違いするようなニアンスで人に伝えるのはおかしい
生きていれば問題は必ず起こる
通常認識できうる自分の意識の力は恐らくそんなに強くない
しかし、持って生まれてきた何かに突き動かされた思考や行動は強い
その何かにうまく乗れた場合には、意思の力は恐ろしく働く
金持ちになりたいという願望があっても、自分のエネルギーの質と違うと
どんなに成功哲学を持ってもお金持ちになれない
しかしこの世で成功哲学を用いてお金持ちになったという人がいる
それは成功哲学を用いてお金持ちになったのではなく
元々、自分エネルギーの方向性にお金持ちになるというものがあって
それがたまたま成功哲学とマッチしてしまったというだけ
誰にでも当てはまるものではない
われわれは認識できなわけのわからない力に動かされてる
思考の力で人生を変えるという傲慢な考え方はそろそろ止めにしませんか？