「本来の地球の姿に戻す」
という凄いことを言う人の話を聞いた


私は聞いていて・・・・ついつい・・・・
ギモンに思ったことを口走ってしまった


「本来の地球」ってどんな地球なん?と
理屈で考えてはだめだみたいなことを言われて
結局その人は答えられなかったのだけど・・


あとで考えてみた
私なりに


昔の地球を思い浮かべたけど
それが本来の地球なのか・・・


私が生まれていない昭和初期の地球を想像してみた
それが本来の地球なのか・・・・


いやいや
もっとか・。。。


江戸時代・・・・室町・・・縄文???


それともはじめ人間ギャートルズの石器時代の事を
本来の地球なのか・・・・


もしくは
白亜時代・・・いやいや
哺乳類もいないミトコンドリアの時代かな


いずれにしても私にはどれが本来の地球の姿なのか
わからない・・・・


色々な説はあるけど、今のところ私が認識できる
地球は今の地球しかない。。。。。


「本来の地球」があるとすれば
今の地球は「本来の地球」ではないということになる


そうこの人は今の地球を受け入れてられないのだと
今の地球に不満があるということだろう


だから漠然とした
今の地球ではないものに
焦点を合わせる


この手の話は自分に対してもよく使われる


「本来の自分」に戻る  とか
「本当の自分」を探す  とか


本当の自分を探すということは、今の自分は
ウソの自分と思っているということ


しかし「本当の自分」という人に
「本当の自分」って具体的にはどんな自分?
と聞くと答えられない


本当の自分がどんな自分なのかのリアリティが
ないのに、本当の自分を探し出せるだろうか


なんとなく、今の自分に不満があるから・・・
今の自分が嫌だという表現よりも、どこかに
本当の自分があるという表現の方が曖昧でいい


でもねぇ・・・・

恐らく・・
本当の自分とは「今の自分」の事だと思いますよ


探さなくてもありますここに
自分が思い描く自分を探すのではなくて
変わっていくのです


自分探しではなく
自分変化(へんげ)

ということ