日本には古来から大和言葉で書かれている祝詞という神様に献上する言葉がある。


沢山ある祝詞の中でも一番古く、そして今も使われている祝詞が「大祓詞」


ちゃんと唱えると10分くらいかかるのだけども、私達はよく唱えている。


神棚ではないけど、拝む場所も決まっている。


私のプチ神棚にはまゆみから貰ったお土産の「恐山」の御札と港区不動尊めぐりで勝ち取った!!七福神と内藤景代先生からいただいたヤントラの置物。。。。


両脇に盛塩して、毎日お茶をお出してしている。


昨日その神棚に新しいものが増えた。


エジプト、ギリシヤ帰りのアカホッシからお土産にと貰った、エジプトの石。


拾ってきた石を土産にするとは、さすがや!!


話変わって・・・


その神棚でいつもあげる祝詞は禊祓えの短い祝詞・・・・・時間のある時は大祓詞を唱える。


この大祓は罪や穢れを祓うと言われている祝詞で、神社仏閣でお祓いを受けるときは、この祝詞がよく唱えられる。


そして6月に行われる夏越の祓として、茅の輪くぐりが行われるのです。


今、大祓詞の事を知りたくて春日大社の宮司さんが書いた本を読んでいる。


この宮司はお医者様で人間のカラダの事を良く知っている方なので、【祓う】ということを身体と重ね合わせて書いてあるのでとっても面白いのです。


私達がお祓いを受ける目的である【罪や穢れを祓う】という【罪】は犯罪という意味ではないらしい。


罪は神様がお産みになった素晴らしい人間本来の姿を包み隠してしまうようなものを「つみ(包み身)」という。


また穢れは汚い、汚れているということではなく、日々私達を生かしてくださる神様の尊い「気」を枯らしてしまうようなものを「けがれ(気枯れ)」という・・・・・


ふむふむ・・・・分かるような、分からないような・・・・・


これらは自分自身の心の我欲の表れなので、それをお祓いをする。


・・・・ということらしい。


でも祓うというのは「罪や穢れ」を「除去」する「消去」するということではないと。


だったらその「罪」や「穢れ」は一体、祓うと何処へ行くのか・・・・


それはどこへも行かず自分の力になるものに変換されるんだって!!


宮司はとっても分かりやすく祓いのシステムを説いています。


人間が生きていくシステムが、祓いそのものなんだそうです。


私達の体は糖を燃やしてエネルギーを作り、それで生きていています。


燃やした時に出る燃えカスが水素(2H)と一酸化炭素(CO)・・・・


この燃えカスが【罪】と【穢れ】


人体はこの燃えカスを、そのまま除去排泄せずに有効利用します。


呼吸によって酸素(O2)をカラダの中に取り入れる・・・・・


すると酸素(O2)原子の一個が、糖の燃えカスの水素原子(2H)とくっついて、水(H2O)に・・・・・


残ったもう一個の酸素(O2)原子が、糖の燃えカスの一酸化炭素(CO)とくっついて、二酸化炭素(CO2)になるのです。


すごいと思いませんか!?


呼吸により変換された水(H2O)は尿となり大地(昔は)にもどり、植物の根っこから吸収されて栄養となる。


二酸化炭素は呼吸で外へだし、植物がそれを取り入れて成長し葉を茂らせて、また酸素になって人間の体に入ってくる。


呼吸によって酸素が入ってくるから、罪穢れである、汚れた水や一酸化酸素が自然と体から出て行く。


呼吸は祓いなのです。


祓いとは、罪穢れが無くなるのではなく、自分を生かす素晴らしい力に変えるということなのですね。


呼吸も同じなのですね。


滞りを流して、それを自分の力に変える・・・・


毎週やってるチャクラボィッシングは祝詞のようなものなんやな~