毎日恐ろしいほどハード・・・・
ブログの更新もままならない・・・
全速力で走ってる・・・・
世陸(せりくと呼ぶらしい)が始ってからだから・・・一緒に私も走ってるのかもしれん。
とにかく今、仕事がどあーーーーーーっで溢れかえってて、えらいことになっちょる・・・・(T▽T;)
もう夕方近くなると、体に力が入らないし、思考がストップ状態。
肉体的にも動いているが、頭もフルに働いているので疲れ方が半端ではない。
中途半端に場を読む力がある分、イベントとなると運営が私にすべてが回ってくる。
ほんとぐるじかったよ~。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。この一週間
でもその忙しい合い間でも色々なことがあった。
この間、バスに乗った。
そのバスは前から乗って、後ろから降りるバスで、私は直ぐに降りれるように後ろに座った。
ヨボヨボのおばあちゃんが乗ってきた。
荷物を一杯持っている。
私はそういうのを見ると気になって仕方がない。
黙っていられないのである。
でも大きなお世話かもしれないので、知らん振りしているとそのおばあちゃんは
「この扉から降りるのですか?」
と後ろの扉を指して他の乗客に確認をしている。
しかしその乗客は無視・・・・
私が「そうですよ、この扉から降りますよ」
と声をかけた。
おばあちゃんは深々と頭を下げて、「ありがとうございます」と言い、私の前に座った。
それからもあばあちゃんは何度も振り返り「ありがとう、ありがとう」と言うのである。
そして、そのおばあちゃんは自分の降りる、バス停に止まったら直ぐに腰を上げれるように半分しか座らない。
浅く腰掛けて、半分立っている感じ。。。
そしてたくさんの荷物も膝に置くこともせず、手に持ったままぶら下げている。
おばあちゃんは自分の動作が遅いのを知っているから、人に迷惑がかからないようにと、できるだけ早く降りれるように準備しているのである。
なんか痛ましくて私は落ち着かない・・・・
私は「あわてなくても大丈夫ですよ、ゆっくりでいいですよ」と声をかけた。
それでも「ありがとう、ありがとう」と言いながらも、彼女は半分座りで自分の降りるバス亭を見逃さないように前を見据えていた。
降りるバス停近くなり、彼女は降車ボタンを押そうするのだが、半分しか座っていないから届かない。
私は変わりに押して、「ゆっくりでいいですからね。」
とまた声をかけた。
でも彼女はまだバスも止まっていないのに、立ちかけている。
そしてバスが止まったらヨボヨボした、ふら付いた足取りで、一生懸命に手すりにつかまってバスを降りた。
私に何度も何度も頭を下げて、ありがとうありがとうと言って降りていった。
確かに足取りはかなり遅い。
彼女は恐らく自分の動作が遅いことで何度も家族や他人から文句を言われたり、嫌な思いをしてきているのだろう・・・
私は悲しい気持ちになった。
遅い事が悪であるという観念があり、そして待つことができない社会となってしまっている。
美しい国を作る前に、【待てる国】になることが大切なのでないかと感じた。
思いやる気持ちや、自分以外の他者に興味を持てる余裕がないのだろう・・・・
私があると言っているわけではない。
私もしかりである。
少しスピードを落としてみよう・・・・・
ゆっくり、ゆっくり・・・・・