再度メモ紙を渡す川村くん・・・・電話して!して!(0゜▽゜)0 攻撃再開!
この電話番号は誰?と聞くと、知り合いという・・・・・(-_-)ホォー・・・・オ・・
家族でない人には電話できないと(( ̄_ ̄ )(  ̄_ ̄)) 断って立ち去ろうとすると、さっきまで動けんといい、うぅーうぅー唸っていたのにスタスタと私を追いかけてきて、しつこく要求するのである。
「電話して電話して電話して・・・・・(T人T) 」と私から離れない・・・・困ったもんである。
「じゃ電話貸してあげるから自分で電話しぃ」と私・・・・
「電話して電話して電話して・・・・・電話してぇーーーーーーー」と聞く耳を持たない。
「こいつアホか・・・・( ̄△ ̄#)」
根負けして電話をすると・・・・
「そんなやつ、相手にしとらんと掘り出してください(○`ε´○) 」ガチャン・・・・プープープッー・・・・
「切れた・・・・」
「川村くん・・・よっぽどの事してきたみたい・・・・・はぁ~」具合が悪くなってきた私・・・・
重い足取りで・・・・戻ると・・・・「金貸して~」の声・・・
廊下を通る人、全員捕まえて、「金貸して、金貸して」と迫り狂っている。
終いにはサイババの足にキスをするかのように、膝まづいて皆の足にすがっている。
なんか年が若いだけに同情する気にもなれず、ほっておいた。
すんごい元気・・・・・さっきの意識障害はなんやねん・・・って感じ。
しばらくは「金貸して」コールが廊下に鳴り響いていたが、皆が無視していると知らぬまに帰っていった。
なんか脱力o( _ _ )o ・・・・・切ないし痛ましいし、虚しい・・・・そんな毎日である。
人間ってここまでになれるのだ・・・・
心根(こころね)が腐っている・・・・
なんで生きてるのだ・・・・と思った・・・・
この頃はこの人達の事を「羽もげ輪なしの天使」とは思えなかった。神様の使いのはずがない。。。。
しかし彼らは私達社会の負の遺産を背負ってくれているのかもしれない人達だったのである。