戸隠山は想像していたよりも難易度の高い山であった。


朝の9時に出発して夕方5時まで歩いた。


ほぼ垂直に近い断崖絶壁。。。登るというよりは、足場のない崖を鎖だけを頼りによじ登る・・・もしくはつま先がかかるほどの足場を頼りによじ登る・・そんな山だった。


始めの予定としては頂上に着いたらまた来た道を引き返して、奥社へ戻るという工程であったため、出発時間も遅く、ガイドのtakeiさんは色々な説明をしながらゆっくりと奥社まで足を進めた・・・・


↓奥社参拝



が!奥社でお参りして、登山の装備を行なっているときに、ガイドのtakeiさんが「良くみたらしっかりした靴ですね~やっぱりいっちゃいましょう~」と満面の笑顔で言うのだ・・・・


昨夜の話では下山途中に雪渓があり、私達の靴だと難しいという話だった・・・・どうみてもタカハシさんの靴はやばいんじゃないの???と私は思ったのだが・・・・まあこういう流れね♪と納得。。。もちろん皆も異論なく登り始った・・・


後でまた書くがその雪渓・・・・本当に怖かった。ガイドのtakeiさんまでが少しびびっていたほどのアイスバーンの谷・・・・


その時点で予定を変更したのは・・たぶん・・・ミスターtakei自身が途中から引き返すのが嫌だったのだろう・・・・


しかし・・・・かなり時間が過ぎている・・・・もう10時・・・大丈夫なのかな~と思うも束の間、吐き気がするほどの傾斜面が永遠に続いた。階段5段飛ばしのような崖を手と足でよじ登る・・・・大腰筋が悲鳴を上げる。


↓少し余裕の百間長屋


地蔵さん





傾斜75度とは冗談ではなかった・・・



鎖にぶら下がって登るが全体重が腕にかかる(━┳━ _ ━┳━)



ミスターtakeiはかなり早いペースで、飛ばしている。時間がないからだろうと思っていたが・・・


途中で「お腹が痛くなったので、ウンチしてきます」と瞬く間にいなくなった・・・・


お腹が痛かったのか・・・・


小さい小さい頂上についた・・・・それはそれはすんばらしぃ(  ゜ ▽ ゜ ;) 風景であった。

神さまっている!と核心できるような風景である。