からだはうすのタカハシさんが私が書いた「心の傷」の話のコメントをくれた。
そうか!と納得させられた。
ちょっとタメになるコメントなので表に掲載することにしました。
以下タカハシ記↓
【生きる方法】
時にはコメント頂戴って言われたのはいつだったか・・・ご無沙汰してます。
日常世界ではいつも会ってるんだけど・・・
おとりさんのすらすらと思ったことを書けるのは羨ましいです。
心の傷の話ね。
それぞれみんな状況が違うから一概には言えないけど、そういう人をたくさん相手にしている身としては感じることもある。
心の傷を癒すためにいろんなセラピーやワークを受けて溜め込んだ感情も吐き出した。そのときの周囲の状況も理解し受け入れられるようになった。それなのにいまだにスッキリしないと言うひとがいる。
おとりさんの言うように行動表現に転換していける人はいいけど、それができないという。
そういう人は自分の運命の理不尽さにどうしようもない怒りや恨みをもっている。
そうなのだ、傷に関するさまざまな事情やそのときの切ないほどのいかんともしがたさは処理し、納得できるけど、予想外に展開してしまった自分の運命には怒りが消えないのだ。
だとすれば、これはまったく別々の事柄である。
そういう心の傷をいやせなくて悩み苦しんでいる人は、実は心の傷が原因ではないのだ。思うようにいかない人生のからくりに怒り狂っているのだ。
心の傷は行動表現につながるけど、人生や人間社会の不条理や理不尽さに対する憤りはからまわりするばかり。
なぜなら、私たちの世界とはそういうものだから。論理は現実を網羅できないのだ。