日曜日はグループブレスワークの日であった。


昨今癒しブームに伴なって、自分で内面を掘り下げていくというような、きついワークは流行らないようだ。


からだはうすでは毎月1回グループブレスワークを開催している。正直なところ、参加者は多くない。しかしまだ一度も参加者が少なくて開催を取りやめたことはない。


まだまだ心有る人はいるようである・・・


占いや、チャネリング、講演会、ヒーリング、セラピー、カウンセリング、能力開発セミナー、瞑想、エステ・・・・あげればきりがないが、どれも盛況である。


どうして盛況であると断言できるのかというと、私はそれらの精神世界と言われるカテゴリーの中に含まれるイベントをプロデュースする仕事をしているからである。


一瞬で意識が目覚める講座や絶対叶う夢実現講座などネーミングで人はいくらであつまる。キャンセル待ちがでるほどである。


フォトンベルトや2012年、アセンションのことをチラシに書くと、それはそれは人がワンサカ集まるし、参加者は聞いて終わりで後腐れもない。3日後にはきっと忘れてしまっているだろうと想像できる・・・・・ファッションと同じような感覚。


私も今まで仕事柄、たくさんのワークを受けたし、レイキティチャーとしてアチューメントをしていた時期もあった。延べ500人以上にアチューメントをした計算になる。


前世もチャネリングもインド占星術も西洋占星術も神我実現講座も易も右脳開発もあれもこれもそれも・・・・・受けた・・・・


どれだけ身になったのか・・・・さて説明が難しいところである。もちろん自分から受けたものも、そうでないものもある。


ブレスワークもきっと大きな括りで言えば同じなのかもしれないが、こういったワークは自分の生活に則した気づきがあることが大切なポイントであると感じるのである。


自分はどんなパターンを持っていて、それはどんな意図で無意識が仕掛けているのか。どんなエネルギーの流れで生きているのか・・・・


それらを知ることで自分の歴史とどう繋がっているかをひも解くことができるはずである。


それらワークの中で気づい事を生活レベルまで落とし込む作業を行なうことで、自分の滞りや問題点を越える力を養えるようになるのだと思うのである。毎日毎日の訓練でもあるのだ。


中々文字で説明するのは難しいのであるけども、生きることにある意味障害を感じている場合、本当の意味でそれらの掘り起こしを必要としている場合、必然性がある場合には、なんだかやった気になる程度のワークでは腑に落ちることは中々難しい。


また実際に根が深いにも関わらず、心を暴露することに恐れている場合には、表面的にグルグルするだけとなってしまう。


その結果ワークめぐりをする結果になって、カウンセリングやセラピーの知識だけが山ほど頭の中に詰め込まれ、机上の論理になる。


もちろんブレスだって1回や2回やったからといってどうなるわけではない・・・・しかし時間をかけて行なえば、私はブレスという手法はカンフル剤になると思うのである。


まあブレスは特殊なワークなので、できる人とできない人がいるから、万人向けではないことは確かだ・・・・・・セラピーやワークを趣味のようにしている人には向かない・・・


ただ本物に病んでいる人には超おすすめである。


ブレスワークは命を持続させる【息】を使って行なうものである。


命にちゃんと向き合える人向きであると言えるかもしれない・・・・