日曜日、月曜日とスキーに行ってきた。


帰ってきても全然疲れていなくて、結構快調、元気元気。


私はスキーの前になると、熱が出て、ギリギリまで寝込み、病み上がりでスキー旅行に出かけるというパターンを2年も繰り返していた。


それがトラウマになって、今年はかなり神経質になっていた。


ちょっと寒気がすると体中にホカロンをベタベタ貼り、イソジンでうがい、マスク、外に出ない・・・などなどカラダのケアに集中していた。


それがよかったのか、今年は元気で出発できた。


まずはトラウマ解消、変なパターンから脱出できた。


とっても寒かったが、ゲレンデの状態がよく快適にスキーをすべることができた。今回は誰も別行動なく五人一緒にゴンドラに乗って毎回降りるを繰り返した。


誰かいつもそばにいるので安心。


一日目、私はボーダーと衝突した。


スキーは縦方向に滑り、ボーダーの初心者は横方向にズルズルと滑ってくる。突然に私の前にボーダーが横切り、避けきれずに激突。


板が吹っ飛び、腕を打撲した。


まあ、転ぶのは慣れているので、なんちゃないけど、ボーダーは「すいませんすいません、大丈夫ですか?」を連呼し、かなり焦っている。そして板を持ってきてくれた。このゲレンデではボーダーが加害者になるのか・・・・と・・・


で「大丈夫、大丈夫」と起き上がると、後から滑ってきた皆が「どした?衝突」「大丈夫?」と立ち止まってくれた。なんだかとっても安心した。


また元気に滑り出した。


あ~これで1人だったら寂しいな、皆来てくれて嬉しいな~とココロがホワホワした。


二日目、上級コースのコブに挑戦・・・・でもちと無謀だった。


コースの真中は深いコブで、溝に板を持っていかれて、滑るどころではない。ただコース両脇は浅いコブなので、なんとか滑ることができる。


三人でトライした。


私は両脇をソロソロと滑っていったが、ミゾに板を持っていかれて、制御不能、魔の地帯に引っ張られるように引きづりこまれた。


斜度30度のコブ斜面の中腹真中で横転。。。片方の板が外れてしまった。


どうしょう、こんなとこで板はけないよ~w(@。@;)w


このコースにはだれもいない。2人はとってくに下まで降りて、私を見上げている。

板は頭上に・・・誰かきたら取ってもらおう・・・でもだれも来ない、そうこんなとこだれもこないのだ・・・・・


で私は寝転んだまま、雪斜面をよじのぼって行った。下手したらスキー板は滑って下まで落ちてしまう。私はスキー板先をしか!と渾身の力で握りしめて、慎重に足先に並べた。


コブの上の溝のところに板を固定して、平行に・・・・そして立つ!!!(`-´ )ゞ


でもはけない!ガチャンと勢いよく踏み込めないのだ、勢いよくすると板が滑って向こうにいってしまう。


下を見るとまだ二人は私を見上げてくれている。いた~(─┬─ _ ─┬─)がんばろ・・・・で、ゆっくりゆっくり足を踏み込んで、なんとかはいた。うううう履けた履けた(>o< )


また気を取り直して・・・滑り出した。そこからはもう何も恐くなくなった。


その後は転ばず二人の元にたどり着いた。笑顔で「上手上手」と迎えて拍手してくれた。玉ちゃんありがと~タカハシさんありがと~待っててくれてありがとう~


またまたありがたいが一杯降りてきて胸がホワホワした。これが1人ならとっても寂しいことになっていたかと思う・・・・もちろん1人でも降りては来ただろうが・・・


そんなこんなで人ってとってもありがたいと実感した2日間であった。


私も反対の立場になれるように、がんばる( ̄ー ̄)b