宇宙に謝ったけど中々、ほとぼりが冷めないな~(- -)「・・・・・」忙しい・・・・



最近「しゃばけ」という本を読んだ。



「しゃばけ」とは「娑婆気」と書いて「しゃばっけ」とも読むらしい。


その意味は世間体や外聞・体面といったものばかり気にして、見栄を張ってしまうような心の状態を言う。


この話、千と千尋の神隠しに良く似ている。人間と妖怪の話。


違うのは主人公と妖(あやかし)がこの人間社会で共存し事件を解決しつつ物語が進む。


あちらの世界に人間が紛れ込むということではなく、人間の世界に妖が紛れ込み、人間とともに生きていくという話。


江戸時代を舞台にしたこの小説の主人公は、生まれながらにしてバビル2世がごとく妖怪の僕(しもべ)をもち、その他多くのちょっとトボけた妖怪たちを友とし、彼ら妖怪たちの力を借りて、やんごとなき事件を解決します。


少し変わっているのが、主人公の一太郎は病気がちでいつも寝込んでいるのです。


この物語は連載もので「ぬしさま」「ねこのばば」「おまけのこ」と続いており、私はぬしさままで読みおえた。

単発ではなく、徐々に登場人物の背景が解明されつつ、様々な物語と絡み合って中々はまってしまう。


気持ちよく楽しめる本で、妖(あやかし)も人間も紙一重だな・・・とまた新たに思ってしまった。


この世で見かける妖はおおまかに分けて3種類ある。


ゲゲゲの鬼太郎系

ムーミン谷系

ジブリ系


私がこの中で親近感を覚えるのはやはりゲゲゲの鬼太郎系である。

しゃばけもどちらかというと「ゲゲゲの鬼太郎」系の妖だ。カバの妖精とはどうも性が合わない。


でもムーミンパパは捨て子だったらしく、ムーミン谷の捨て子孤児院で育てられたそうだ。それにそこの先生はとっても厳しい人で、ムーミンパパは幼少期とっても苦労している。


ムーミンパパの妄想癖はそのあたりがトラウマになっているのかもしれません。


リトリミィとスナフキンは姉妹らしく、お父さんが違うのだそうだ。詳細は知らないが前夫との子供がスナフキンだとさ・・・・


ただの妖精でも背景があるところが面白い。


でも、やっぱり鬼太郎の村の住人の方が気持ち的には合うよな~ムーミン谷の住人はフワフワして、どうもつかみ所がない分、話してて不安になってくる。あのポジティブ加減が合わないのだろうな~


皆さんはどの妖と気が合いますか?