身動きひとつ取れない超すし詰めの満員電車、不快指数180%。乗っているのは自分をまだ人間だと思い込んでいる亡霊達。


彼らはいまだに何かしなければいけないと思っていて、息もできない中で踏ん張って立っている。



亡霊達は元々顔が怖いので苦しいのかどうかさえも分からない。顔が半分崩れている亡霊や頭から血を流している亡霊もいる。


服もみんなボロボロ・・・・でもよく見るとスーツだったりする。



いろんな亡霊がいるが、ただ一つ共通点がある。それはどの亡霊も眉間にシワがあって、ひどいのは5本くらいある。


眉間のシワのせいで眉毛が変形している・・・ううううっ怖すぎる・・・(=_=;)



彼らはその満員電車の中で永遠の時を過ごす。


一体どこへ行こうとしているのか・・・聞いてみたかったけど皆、真っ青な怖い形相で宙を睨んでいるので怖くて聞けなかった・・・あの電車はどこへ行くのだろう・・・



「おとり」はこれまで死んだらぼーっとできると思っていたけど亡霊は亡霊で大変なんだなーって・・・・

あー夢を見るのも疲れるな、でもこれってホントに夢!??