さて、平成最後の秋アニメ総評やってみますか。

 

『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』

独特のタイトルからも期待値が高かった作品。色々なトラウマから何か悟った主人公梓川咲太、元芸能人なのに擦れてないメインヒロイン桜島麻衣、甘え上手な妹梓川かえでetcとポップなキャラクター達と思春期症候群というライトミステリーを軸に物語は進行しました。この作品の特徴は主人公が抜群のセンスでヒロイン達の思春期症候群を解決していくところ。特に印象深かったのは主人公の友人、双葉理央が二人に分裂するエピソード。残念だったのは咲太憧れのヒロイン牧之原翔子の謎が解明できず、徐々にマンネリ化した展開でした。この感覚は化物語に似ています。

『ゾンビランドサガ』

誰も予想しなかったゾンビ+アイドルという鉄板ネタの融合を成功させた作品。MAPPA制作ですから作画の安定感は期待していたのですが、いきなりラップをやらせたり、簡単に首が飛んだりとゾンビという特性を活かしたヒロイン達の描写が見事でした。この作品の勝因の一つはアイドルプロデューサー巽幸太郎役に宮野真守を配置したことでしょう。主人公源さくら役、本渡楓同様キレキレの演技は作品のクオリティーを確実にワンランク上げてくれました。二期も今から楽しみであり、なぜ彼女達がゾンビになったのかも引き続き楽しく描いて欲しいと思います。

『SSSS.GRIDMAN(グリッドマン)』

90年代学園SFアニメを彷彿とさせる作品。一部マニアに好評だった炭酸飲めない系ヒロイン宝多六花よりも、新谷真弓、悠木碧という声ヲタを唸らせた演技が印象的でした。ストーリーは円谷モノなんですが、身近な者の死、ラスボス同級生、文化祭、バスでの心理描写など『ジェネレイターガウル』を思い出しました。いわゆるアフターエヴァを観て育ったアニオタが制作したのでしょう。

『やがて君になる』

マンガ原作百合モノだけど、流石は花田大先生な作品。元々気になっていたマンガのアニメ化で、特に単純だけど作風に合ってる作画が好印象でした。『マリア様がみてる』『放浪息子』が好きだった私には、どストライクだったわけですが、一つ注文を付けるなら声優の配置に特徴がなかった点です。何か『NEW GAME!』観てるみたいで、高校生ではなく社会人に見えてしまった。同じ様なキャラばかり演じる小糸侑役の声優高田憂希の今後が心配になってきた。

『ゴブリンスレイヤー』

見事な構成力は素材の良さを活かす倉田英之な作品。エログロな作風が倉田英之と異常にマッチしていた。幼少期のトラウマからゴブリンのみを狩るゴブリンスレイヤーが、女神官やロードス島なパーティー仲間に支えられて失った人としての感情を取り戻していくストーリー。キャラに名前が無い設定は某クソアニメの失敗を思い起こさせるが、残酷描写を際立たせる日常描写の使い方を熟知している制作陣に心配は無用だろう。但しワンクールだから保てたクオリティであり、二期は作らない方が良いと思う。

『うちのメイドがウザすぎる!』

凄腕メイドの筋肉と動画工房OPEDな作品。流石は一種の変態を描かせたら一流な動画工房。今作もOPEDの本気度は本編よりも楽しみでした。この制作会社は本当に楽しんで作っているのが良く分かる。メイド鴨居つばめはロリコン、つばめの元上官鵜飼みどりはドM、そして主人公高梨ミーシャはひきこもりであるが、あまり悩まないで生きている風が観てる側もリラックスできる。

『色づく世界の明日から』
P.A.WORKSと石原夏織に幸あれな作品。どうして『グラスリップ』みたいなウン○作ったのか、未だに理解できん。

 

ではでは~良いお年を♪